文・写真/佐竹敦
岐阜県関市板取にある名もなき池が、幻想的な美しさで「とてもこの世のものとは思えない!」と話題になっているとの噂を聞き付け、早速訪ねてみました。
これが『モネの池』と呼ばれている名もなき池です。
印象派を代表する画家クロード・モネが描いた絵画の世界のようにしか見えませんが、これは絵画ではありません。現地の写真です。
この「モネの池」は、岐阜県関市板取にある根道神社の鳥居の横にある池で、本来は名もなき池でしたが、モネが描いた絵画『睡蓮』の世界を彷彿とさせることから、いつしか“モネの池”と呼ばれるようになったそうです。
この池は水源を不純物の少ない山からの湧水によっているため、池の水は常に青く透き通って、池の底まで見透せる美しさです。さらに池の中に生息している色鮮やかな鯉や水草が、この美しい池をより一層神秘的で幻想的な景観へと誘っています。
その息を飲むような景観は、この世のものとは思えない、まるで絵画の世界という表現がピッタリの情景であり、一見の価値があります。
最後に動画でもご覧下さい。
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幻想的で神秘的な美しさを誇っているこの『モネの池』、皆さんも是非一度訪ねて、まるで絵画の世界のような情景をご自身の目で確かめてみてはいかがでしょうか?
文・写真/佐竹敦
日本全国の即身仏・一之宮・五重塔・三重塔・滝百選・棚田百選・国分寺跡をすべて訪ね歩いた一人旅の達人。テレビチャンピオン滝通選手権出場。主な著書に「この滝がすごい!」「日本の滝めぐり」等。テレビ東京の「厳選!いい宿ナビ」のコラム執筆、@nifty温泉の記事執筆等、ライターとしても各メディアで活躍中。Webサイト「日本秘境探訪」(http://syakeassi.xsrv.jp/)