
そこにあるだけで空間をセピア色に染める、ゼンマイ駆動の蓄音機。1930年代(昭和初期)に電気駆動の蓄音機が登場するまでは、ゼンマイで駆動した。再生できるのは78回転のSP盤のみ。試聴用の中古SP盤が付く(盤は選べない)。
空間をセピア色に染める、ゼンマイ駆動の蓄音機
立派なラッパ(ホーン)が印象的な、懐かしい蓄音機のインテリアである。インテリアといっても、ゼンマイによる回転機構を内蔵し、針を落とせばSPレコード盤を再生することができる。
蓄音機は、レコード盤に刻まれた溝の波形を針で拾い、その振動をラッパが増幅させて耳に届ける。1887年(明治20)に発明された、音盤による音楽再生の原理がそのまま見て取れる、希有なインテリアである。本体は木製で、真鍮製のラッパにゼンマイ駆動と、蓄音機の原型が再現されている。インテリアゆえ音楽の鑑賞に適しているとはいえないが、ときにはゼンマイを巻き、盤に針を落としてみるのも一興だ。

鉄針が拾った振動は、円形のサウンドボックス内の振動板に伝わり、振動が音となりラッパ(ホーン)で増幅されて耳に届く。
【今日の逸品】
蓄音機
アンティークコレクション(日本)
24,200円(消費税込み)
