昭和の面影を残す居酒屋を訪れると、こんな厚手のグラスに酒を注いでくれることがある。酒がグラスから溢れ、受け皿にたまっていくのを見ると、どこか得したようで、気分が盛り上がってくる。
グラスに口を寄せ、表面張力で盛り上がる酒をすする。少し空けば、受け皿の酒を注ぎ足す。そんな作法ともいえない仕草でいただくお酒は、なんともうまい。
手練のガラス職人が、昔ながらの製法で作ったセットである。手のひらで包めるほどの大きさながら、ずしりとした心地よい重さが伝わってくる。
焼酎でも日本酒でも、好みの酒を注げば、家に居ながらにして居酒屋の雰囲気に浸れるだろう。
【今日の逸品】
飲み屋の厚口グラスと酒受け皿各2個セット
松野屋(日本)
4,400円(消費税込み)