「中子の桜」がある場所は、山道を抜けた先にある田園の一角で、広々とした開けた場所にありました。池は農業用水を蓄えるための整備されたもので、近づくと池のほとりにはすでに写真愛好家のみなさまのクルマが数台陣取っていました。お話を聞くと、中には数日間シャッターチャンスを狙っている人もいるといいます。富士山もそうですが桜を愛するカメラマンたちの熱い情熱には驚かされます。
農業用道路から池を挟んで、対岸に「中子の桜」が見えました。対岸側は雑木林で近くに道路などはなく、桜まで近づくことはできません。そのため、スチールカメラでは三脚+望遠で、対岸から桜を狙うしかないわけです。