
2.2mm厚の一枚革から作られた頑強な鞄。使い込むほどに革は表情豊かに変化。製造元では修理も受け付けている。
今号の鉄道旅特集を企画した、鉄道ファンのサライ・三浦一夫編集長。自身が旅の必携品としてこよなく愛するのが、牛革の車掌鞄だ。今でも全国の市電など乗務の現場で使われている業務用品である。三浦編集長にその使い勝手を語ってもらった。
「がま口のように大きく開き、中身が一目瞭然。旅先で必要なものをとりあえず放り込んでおける。街歩きバッグとして、これ以上に使い勝手のよいものはないです」
揺れる車内での車掌業務を支え続ける、手作りのバッグである。

「街歩きにも便利です」サライ・三浦一夫編集長
ダレスバッグのような使い心地に満足。斜めがけして歩くのが、車掌鞄の基本スタイル。
【今日の逸品】
車掌鞄
丸山革具店(日本)
19,800円(消費税込み)
