ドイツの名窯「マイセン」より「ドラえもん」のテーブルウェアが誕生
18世紀初頭、ドイツのザクセン選帝侯アウグスト強王が東洋の白い磁器に憧れ、欧州初の磁器工房として設立した「マイセン」。名実共に西洋磁器の最高峰とされる。マイセン磁器は、当時の日本の有田焼からも影響を受け、「柿右衛門様式」という日本的なモチーフも生み出した。19世紀後半に起きたジャポニスムの嚆矢ともいえよう。爾来300年、日本の国民的キャラクターである「ドラえもん」がデザインされたテーブルウェアが、ドラえもんの誕生日である9月3日に限定販売された。
菊・梅・牡丹・蓮などを意匠化した吉祥紋様「ブルーオニオン」の中に、ドラえもんが様々な表情で遊んだり、寛いだりしている。”21世紀のジャポニスム”を思わせる心温まる磁器である。
【今日の逸品】
マイセン ドラえもん カップ&ソーサー&プレートSET
マイセン(ドイツ)
66,000円(消費税込み)