再訪の度に新しい表情をみせてくれる京都。創刊25周年の特大号となった今号のサライは、「『みやこ人』が案内する 秘めおきの京都」と題して、まだ知らない古都の魅力をじっくりと紹介します。
京都特集第1部は、杉本家・冷泉家・武者小路千家といった生粋の京都人が案内する「私の紅葉名所」。潮風の影響をうけることなく、昼夜の寒暖の差が大きい京都は、世界でも稀な、紅葉に恵まれた古都。その紅葉の名所を京都を代表する旧家の3人が推薦します。
京都特集第2部は、洛西の山間にある「三尾(さんび)」と称される渓谷地を訪ねます。京都駅から約1時間、名刹が静かに佇み、古くから紅葉の名所としても知られる三尾。山懐に抱かれた御堂に歴史を尋ね、錦繡に彩られた山々の自然をゆっくり楽しみます。
京都特集第3部は、京都でしか変えない絶品「味土産」を集めました。京の地で暖簾を守り続ける名店の美味。そんな、わざわざ買いに行きたい味土産を、京都在住のフードコラムニスト、ライターのおふたりに推薦していただきました。酒肴、ご飯の友、調味料、甘味、弁当まで、風土が育んだ味わいをご堪能ください。
京都特集第4部は、この秋、開館する京都国立博物館「平成知新館」を中心に、国宝・重文、そして秋に特別公開される文化財のご案内をします。
これらの特集に加えて、別冊付録として料亭から京都イタリアンまでを網羅した「京の美味 最新ガイド」、切り離して持ち歩けるとじ込み付録「京都大判地図」など、この1冊で秋の京都を存分にお楽しみいただけます。
この他にも、つなぎ不使用、江戸伝来の正統な一枚=極上の十割蕎麦を供する名店をご案内する特集『「十割蕎麦」は噛むほど旨い』、イタリア紀行「フィレンツェとウフィツィ美術館の至宝」などの特集も見逃せません。
さらには、祝・東海道新幹線開業50周年の組み立て付録「0系21形式新幹線電車先頭車ペーパークラフト」、別冊付録「大人の逸品カタログ」など、盛りだくさんの『サライ』10月号。詳しくは、書店などで手にとってお確かめください。