文/編集部
サライ5月号を発売しました。今号は、山海の名物が味わえる汽車旅の醍醐味「駅弁」の大特集に、サライ世代にはうれしい「超軽量品」のモノ特集を合わせ、別冊付録「ローカル列車で行く初夏の静岡」も付いた盛りだくさんの”サヨナラ平成特大号”です。
さらに誌面では、撮り下ろし特別企画「東寺と空海」のほか、惜しくも亡くなられたお二方、女優・樹木希林さんが明かした幸せの極意と、日本画家・堀文子さんの創作の軌跡を辿る記事も掲載しています。
では今号の読みどころをご紹介いたしましょう。
【大特集】
海の幸、全員集合!外国人に自慢したい、日本ならではの食文化
「駅弁」を旅する
1日20食限定の三陸鉄道久慈駅『うに弁当』、冷めても美味しいと評判の山形県米沢駅『牛肉どまん中』、鹿児島県嘉例川駅で週末に行列のできる『百年の旅物語 かれい川』……。列車の旅には、車窓に流れゆく風景を見ながら、行く先々の名物駅弁を味わう楽しみがあります。
日本に駅弁が誕生して130年余り。鉄道は世界各地を走りますが、これほど駅弁が広まった国は他にありません。日本を訪れる外国人観光客にも、手軽に日本の郷土料理を味わえると好評です。
今号のサライではそんな「駅弁」を大特集します。日本ならではの食文化・駅弁の歴史をひもとき、夏目漱石はじめ駅弁を愛した文士の逸話や、石川さゆりさんほか著名人がお薦めする駅弁、知る人ぞ知る各地の名駅弁の数々をご紹介しています。
また、絶品駅弁を販売する駅を通る路線も案内。駅弁の魅力と楽しさがぎっしり詰まった大特集です。
【第2特集】
鞄、スーツ、靴、財布、眼鏡、自転車、上着、傘……。軽さこそ最高の性能である
「超軽量」のモノ選び
サライ世代にとって、「軽い」というのは、日々の生活、あるいは旅先では何かと嬉しい要素ではないでしょうか。
そこで本特集では「靴と鞄」「服ともちもの」「生活雑貨」の3つの範疇に分け、最先端の「超軽量グッズ」32品目を紹介しています。どれも創意や工夫によって、これまでの商品とは格段に軽量化が図られているものばかり。その技術力には眼を見張らせるものがあります。
あわせて「旅の達人」小林泰彦さん(イラストレーター)、蟹瀬誠一さん(キャスター)、広田尚敬さん(鉄道写真家)ら愛用のお気に入りの軽量品も披露していただいております。
快適な生活が送れる画期的な「超軽量」の品々を、是非ご覧ください。
【別冊付録】
ローカル列車で行く初夏の静岡
他県の方にはあまり知られていないことですが、東西に長い静岡県
JR線以外に、7社もの私鉄が地域の足として運行し続けているの
本別冊では、岳南電車の「夜景列車」や、天竜浜名湖鉄道・天浜線
車窓からの佳景はもちろん、途中下車ならではの立ち寄り処や地元
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以上、鉄道を乗り継いで食べ訪ねたい「駅弁」の大特集に、サライ世代におすすめの「超軽量品」の特集を合わせた平成最後の『サライ』5月号。ぜひ書店等
文/編集部