この家電がひとつあるだけで日々の暮らしが楽になり、快適に過ごすことができる。そんな暮らしを変えるサライ世代のための家電の新製品を生活場面別に厳選。さらに機能を進化させた生活家電の最先端を見てみたい。
パンをもっとおいしく味わうために
トースター/密封構造で水分と香りを逃がさずに焼く
三菱電機/三菱ブレッドオーブン TO-ST1-T

トーストの焼き加減は5段階、焼き時間は2~3分。冷凍の食パンも焼き加減の選択ができ、焼き時間は3~5分。食パンの厚みは、8枚切り(約15mm)~4枚切り(約30mm)まで対応。消費電力930W。幅270×高さ140×奥行き223mm(本体)、幅192×高さ44×奥行き142mm(庫内)、約3.1kg。実勢価格3万5000円前後。電話:0120・139・365
食パンが1枚入るサイズで、ふたを閉じると内部が密封される、これまでにないユニークな形のトースターである。パンは内部のヒーターによって焼き上げられるが、その際に水分や香りを逃がさないので、耳まで柔らかなふんわりした焼き上がりになる。香りが水分とともに飛んでしまうという、従来のトースターの問題点を「密封」という機構で解決した。
チーズトーストやフレンチトーストなども、密封構造ならではの加熱によりふわふわの仕上がりを見せる。小型の本体は食卓にも置けるので、家族それぞれが好みのトーストを作り、できたての熱々を頬張るのも楽しい。1枚の食パンを最高の状態でいただくための、贅沢な一品だ。

庫内の上下にフラットヒーターが備えられ、密閉空間で一気に加熱。厚切りのパンも短時間でふんわりと焼き上げることができる。

プレート式なので、パン屑や汚れの掃除もひと拭きするだけで完了。手入れが簡単なので、いつも清潔に使うことができる。
トースター/高い火力と循環ファンで素早く焼き上げる
シロカ/プレミアムオーブントースター すばやき ST-2A251

ピザを焼く石窯のように高温で一気に加熱。コンベクション機能を内蔵した高温トースター。惣菜の温め直しも得意。タイマー15分。庫内温度100~280度。2枚焼き。消費電力1400W。幅350×高さ229×奥行き286㎜(本体)、幅310×高さ80×奥行き201mm(庫内、焼き網とヒーター間)、約3.8kg。9980円。電話:0570・001・469
食パンの水分を保ちながら、おいしく焼き上げるためには「スピード」が大事である。それを実践したオーブントースターがこの製品だ。瞬間的に高い火力で発熱するカーボンヒーターにより、庫内を素早く高温にし、さらに熱風を対流させるコンベクション機能で、短い時間でパンを焼く。
食パン1枚をトーストする時間は約1分、冷凍パンも約80秒でこんがりと焼き上がる。外はカリッと、中はしっとりとした理想の食感が堪能できる。コンベクション機能を使えば、揚げ物も香ばしく温め直すことができる。

毎日のように使うオーブントースターは汚れやすいが、扉や網が取り外せるので、パン屑や庫内の油汚れの掃除がしやすい。
ホームベーカリー/じっくり発酵させて高火力で一気に焼き上げる
タイガー魔法瓶/IHホームベーカリー〈やきたて〉KBD-X100

温度上昇を防ぎながら、生地をなめらかにこね上げて発酵を促し、高い火力で一気に焼き上げる。食パン1斤なら、生地こねから一次発酵、二次発酵、焼き上げまで約3時間30分で完成する。消費電力700W(ヒーター)、27W(モーター)。幅232×高さ339×奥行き316mm、約5.9kg。実勢価格3万3000円前後。電話:0570・011101
香ばしい焼きたてのパンほど、食欲をそそるものはない。そんなパン好きならば、ホームベーカリーを導入するのも一考だろう。ここで紹介するホームベーカリーは、炊飯器の開発で培ったIHヒーターの高火力温度コントロール技術を投入した製品である。
ハード系のパンも作ることができる。フランスパンメニューであれば、こねから二次発酵までは低温でじっくり生地を作る。そこから200度まで一気に温度を上げることで、薄皮でパリッとした香ばしいフランスパンが焼き上がる。米粉100%のグルテンフリーの無添加食パンも焼ける。

外はパリパリ、中はきめ細かなもちもちとした食感のパンが完成。タイマーセットもできる。写真はグルテンフリー食パン。
※この記事は『サライ』2019年12月号より転載しました。(取材・文/宇野正樹 撮影/植野製作所、田中麻以 スタイリング/有馬ヨシノ)
