この家電がひとつあるだけで日々の暮らしが楽になり、快適に過ごすことができる。そんな暮らしを変えるサライ世代のための家電の新製品を生活場面別に厳選。さらに機能を進化させた生活家電の最先端を見てみたい。
寝室で安らぐ
暖かく環境の整った寝室で毎日を気持ちよく眠る
布団乾燥機/布団のすみずみまでむらなく乾燥
三菱電機/フトンクリニック AD-X80

暖める温度を冬は高め、夏は低めに設定できる。乾燥時間は標準で約45分(電気代約14円)、ダニ対策で約180分(同約56円)。マット寸法は2100×2050mmでダブルサイズの布団に対応。枕専用マットも付属、500×700mm。消費電力680W。幅355×高さ314×奥行き161mm(本体)、3.6kg(同)。実勢価格2万円前後。電話:0120・139・365
日射しの匂いが残る、ふかふかの布団にくるまれて眠るのは至福のひととき。しかし、花粉症の季節となれば外干しもままならない。そもそも布団干しは、それなりの重労働なのである。
そこでサライ世代には、布団乾燥機を活用していただきたい。なかでもしっかり乾燥できるのが、マット式の製品だ。マット式は、布団のすみずみまで熱が行き渡り、むらなく乾燥できる。高温温風のダニ対策モードも搭載している。

ホースの先端に乾燥ノズルを取り付ければ、靴の乾燥もできる。銀粒子を付着させたフィルターにより清潔な風を送る。
電気ヒーター/空気を汚さず加湿ができる、信頼の国産品
ダイニチ/加湿セラミックファンヒーター EFH-1219D

温風「強」でも30dB(デシベル)(ささやき声程度)と、静かな運転音で安眠の邪魔をしない。地震や温度異常時には自動停止する。室温約22度を保つ自動運転を搭載。消費電力670~1200W(温風)、1000W(温風強+加湿)、12W(加湿単独)。幅375×高さ410×奥行き180mm、約4.9kg。実勢価格2万5000円前後。電話:0120・468・110
ダイニチは新潟市に拠点を置く暖房機器の専門メーカー。昭和39年の創業以来、一度も製品のリコールがない、信頼の国産メーカーとして知られる。
同社のラインナップの中から、寝室に適したモデルを選んだ。すぐに暖まるセラミックファンヒーターは空気を汚さず、加湿機能も付き、暖房を切っても加湿単独の運転ができる。タイマーも搭載、起床時間に合わせてセットしておけば寒い朝も快適だ。

約8時間の連続加湿ができる3.8Lの大容量水タンク。抗菌気化フィルターと除菌フィルターにより、部屋の雑菌やカビの繁殖を抑える。
身だしなみを整える
清潔でシワのないシャツでいつも気持ちよく過ごしたい
小型洗浄機/襟元の頑固な汚れがみるみる落ちる
シャープ/超音波ウォッシャー UW-A2

毎秒3万8000回の超音波振動で汚れを弾はじき飛ばす、スポットクリーナー。大きさは小さめの保温水筒程度、洗面所に置いても邪魔にならない。電源はニッケル水素蓄電池。充電時間は5時間で、約30分の連続使用が可能。実勢価格8500円前後。幅40×奥行き40×高さ168mm、200g。電話:0120・078・178
洗濯機の標準洗いでは、どうしても取れない汚れがある。その代表格がシャツの襟の汚れだ。そんな頑固な汚れも、超音波の小型ウォッシャーを使えば、みるみる落ちる。超音波で発生した泡が破裂する力で汚れを弾き飛ばす仕組みだ。こんな便利なものがあるのなら、早く知っておけばよかったと思うはずだ。
水だけで洗浄する超音波ウォッシャーだが、液体洗剤を併用するとさらに効果的。小型で充電式なので旅先でも便利だ。

頑固な汚れやしみになった部分を水に浸し、平らにのばした状態で本体の先でゆっくりなぞると汚れが落ちていく。食事の際のしみや筆記具による汚れにも効果がある。
ハンドスチーマー/たっぷりのスチームで衣類のシワを取る
日立グローバルライフソリューションズ/衣類スチーマー CSI-RX2

30秒で起ち上がり、一度ボタンを押すと連続で1分間スチームが噴出。約5分間使用できる。温度調節は低(約100度/アイロンのみ)、中(約135度)、高(約170度)の3段階。水タンクの容量は約70ml。消費電力950W。幅175×高さ125×奥行き85mm(本体)、690g(同)。実勢価格6500円前後。電話:0120・8802・28
忙しい朝でも衣類をハンガーにかけたままシワ取りができるのが、ハンドスチーマーの魅力だ。中でも日立の製品は、たっぷりのスチームを噴出することで評価が高い。一度ボタンを押すと1分間連続してスチームが出るので、シワ取りも楽にできる。中温にすれば、これからの季節はニットやウールジャケットの手入れにも活躍、脱臭や花粉対策としても使える。
スチームアイロンとしても使える一台二役、細い先端でボタン回りもしっかりプレスできる。
※この記事は『サライ』2019年12月号より転載しました。(取材・文/宇野正樹 撮影/植野製作所、田中麻以 スタイリング/有馬ヨシノ)
