この家電がひとつあるだけで日々の暮らしが楽になり、快適に過ごすことができる。そんな暮らしを変えるサライ世代のための家電の新製品を生活場面別に厳選。さらに機能を進化させた生活家電の最先端を見てみたい。
お米をおいしく食べるための新しい機能に注目
炊飯器/1合でもおいしく炊ける土鍋の炊飯器
タイガー魔法瓶/土鍋圧力IH炊飯ジャー〈炊きたて〉JPG-S100

操作ボタンが見えないすっきりしたデザイン。「しゃっきり」から「もっちり」まで5段階の粘り加減が選べ、玄米や麦飯などの最適メニューも搭載。内釜の土鍋は、フッ素コーティングによる強化仕上げが施され5年間の保証付き。5.5合炊き。最大消費電力1180W。幅261×高さ220×奥行き325mm、7.3kg。実勢価格11万円前後。電話:0570・011101
内釜に土鍋を使ったタイガー魔法瓶の高級炊飯器。万古焼(三重県四日市市)の土鍋を使い、その蓄熱性と遠赤外線効果により、釜の温度は約280度まで上がる。高火力で沸騰が続くと米は細かな泡に包まれ、旨みを閉じ込めたまま炊き上がる。土鍋特有の細かな泡は米を傷つけにくく、甘み成分を守る。
5.5合炊きだが、付属の土鍋中ぶたを使えば1合でもおいしく炊ける。中ぶたを入れることで土鍋内のスペースが小さくなり、1合に最適な炊飯空間を作るのだ。ご飯はやはり炊きたてがいちばんおいしい。少人数家族のサライ世代に、嬉しい機能だ。

1合炊きのときは中ぶたを入れることで炊飯空間を最適化、米に熱を均等に伝え、香りが高く、深い甘みのあるご飯を炊き上げる。

表示は1合炊き。炊飯をセットすると、上面に炊飯コースや、炊き上がりまでの時間がくっきりと浮かび上がり、視認性に優れる。
炊飯器/かまどの炎のゆらぎを再現した小容量タイプ
象印マホービン/炎舞炊き NW-ES07

白米と玄米用に炊飯時間を長くする「熟成炊き」を搭載、米のアルファ化(糊化)を促進し甘み成分を倍加させる。やわらかご飯も「やわらか」「よりやわらか」の2コースが用意され、より細かな好みに対応。4合炊き。最大消費電力1140W。幅230×高さ205×奥行き305mm、6kg。実勢価格10万円前後。電話:0120・345135
象印マホービンも炊飯器で評価の高いメーカーだ。本製品では火力に着目、かまど炊きのような炎のゆらぎをふたつのIHヒーターの出力の変化により再現。その結果、米の甘み成分の量をアップさせた。かたさや粘りなど、最大で81通りの炊き上がりが選べるので、銘柄や作柄により、炊き方を細かく変えることができる。家庭によってそれぞれ違う、好みの食感が炊き分けられるのは魅力だ。
炊飯容量は4合のみ。小さくとも機能に妥協はなく、本格タイプの炊飯器に仕上がっている。

炊飯は0.5合から対応。炊きたてのご飯特有の甘い香りが立ち上る。高圧力と大火力により、少量でもおいしいく炊き上がる。
食洗機/水切りかごのスペースに設置ができる
パナソニック/食器洗い乾燥機 プチ食洗(3人用)NP-TCR4

標準コースは約64~69分、軽い汚れならスピーディコースを選ぶと約29分で洗浄が終了(乾燥時間は別)。庫内容積24L。標準消費水量約9L。最大消費電力665W(50Hz)。幅470×高さ460×奥行き300㎜(本体)、設置スペースの目安は幅470×高さ520×奥行き300mm、12kg。実勢価格6万円前後。電話:0120・878・691
食器洗い乾燥機は、台所仕事の負担を大幅に軽減する。そう分かっていても、設置の工事を考えると二の足を踏む方が多いのでは。
そこで登場したのが、水切りかごサイズの食洗機だ。洗える食器の点数は約18点だが、夫婦ふたり分ならば充分な量だ。食事が済めばあとは食洗機にまかせ、テレビを見たり読書をしたり、思い思いの時間を過ごすことができる。
あまり知られていないが、手洗いより食洗機の方が節水できる。本製品では、手洗いに比べ約4分の1の水量でしっかりと洗える。

食器が安定してセットできるワイヤーかご。飯碗、汁椀、皿、グラス、箸など約3人分の食器18点が入り、高い湯温で汚れを落とす。
※この記事は『サライ』2019年12月号より転載しました。(取材・文/宇野正樹 撮影/植野製作所、田中麻以 スタイリング/有馬ヨシノ)
