何か調べ物をする時に、多くの人が使っているGoogle。実はGoogleでは、検索エンジンとしての便利な機能だけでなく、さまざまなミニゲームもあるのです。しかも、特別なゲーム機器が必要というわけでもなく、インターネット環境とブラウザがあればすぐに楽しむことが可能です。
この記事では、Googleで楽しめるミニゲームに焦点を当て、解説していきます。日常の合間に、ちょっとした息抜きになれば幸いです。
目次
Googleで見つけられるミニゲームとは
ミニゲーム一覧
最後に
Googleで見つけられるミニゲームとは
一般的にGoogleを使うのは、情報収集などの時です。そのためにも、Googleの検索には、フィルター機能・AIによる解答生成機能・画像検索・検索コマンドなど、さまざまな機能が提供されています。
しかし、Googleでは便利な機能だけではなく、ユーモアのある隠しゲームも提供されているのです。特定のキーワードを打ち込んで、検索することで、ブラウザだけで無料で遊べる面白いゲームを探すことが可能。ブラウザなので、スマートフォンでもプレイできます。
ハロウィン・タピオカミルクティー・野球に関わるゲームなど、種類はたくさん。ちょっとした息抜きになるかもしれません。
ミニゲーム一覧
次に、有名なミニゲームについて詳しく解説していきます。
パックマン
「パックマン」とは、円の一方が欠け口のようになっていて、動き回りながら通路に落ちたエサを食べるというキャラクターのゲームのこと。
「パックマン」というキーワードで検索すると、検索結果の一番上にパックマンのゲームが表示されます。それから、「Play」を押すと、ゲームスタート。動いているキャラクターに当たらないようにしながら、パックマンを動かして、落ちているエサを食べていきます。
移動は上下左右の矢印キーで行ないます。上に移動したい時は「↑(PgUp)」、下に移動したい時は「↓(PgDn)」、左に移動したい時は「←(Home)」、右に移動したい時は「→(End)」を押してください。途中でゲームを終わりたい時は、画面の右上にバツ印があるので、それをクリックするとゲームが終了します。
ブロック崩し
いわゆる「ブロック崩し」のゲームは、画面上を反射しながら動くボールを、画面の下に落とさないように、パドルを左右に操作して打ち返し、並べられたブロックを消去していくゲームのこと。
「atari breakout」というキーワードを入力すると、検索結果のトップに「Play Google Atari Breakout Game」というサイトが現れるので、これをクリック。すると、下からボールが打ち出されて、ゲームがスタートします。後は、マウスの動きに合わせて、パドルが左右に動くので、ボールが落ちないようにしながら、ブロックを崩していくという流れです。
ヘビゲーム
ヘビゲームは、伸長するヘビを操作して、りんごなどのエサを食べ続けるゲームです。エサを食べ続けると、ヘビが長くなっていき、操作が難しくなっていきます。ヘビが壁に当たっても、自分の体に当たっても、その地点でゲームは終了。
「ヘビゲーム」と検索すると、検索結果の上に「Snake」などと出てくるので、「Play」をクリックします。その後、プレイ画面に移行。矢印キーを押すと、ゲームはスタート、ヘビが動き出します。
移動は矢印キーで行ない、上への移動は「↑(PgUp)」、下への移動は「↓(PgDn)」、左への移動は「←(Home)」、右への移動は「→(End)」を押してください。
また、ヘビやボードなどのデザインは設定画面で変更することもできます。同じデザインに飽きたら、自分の好みにデザインを変えて気分転換することも可能です。
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恐竜ゲーム
Google Chromeでインターネット接続が遮断された時、恐竜が出てきます。実はこれはゲームになっていて、遊ぶことが可能。スペースキーか「↑(PgUp)」を押すと、ゲームがスタートして、恐竜が走り出します。
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これは、Google ChromeのURLバーで「chrome://dino/」と打ち込んでプレイすることも可能。ゲームを始めるには、スペースキーを押します。
ゲーム開始後、自動で恐竜が走り出すので、サボテンや翼竜の障害物を避ける必要があります。「↑(PgUp)」でジャンプし、「↓(PgDn)」でかがむので、これらのコマンドで障害物を回避。左右への移動や停止を、自分で操作することはできません。
ゲーム開始時はゆっくり画面がスクロールしますが、徐々にスピードは高速化し、障害物を避けるのが難しくなっていきます。このゲームにゴールはなく、障害物に当たってゲームオーバーになるまでゲームは継続。
Emoji kitchen
遊ぶような感覚で、既存の絵文字を組み合わせることで、新しい絵文字を作ることができます。「Emoji kitchen」と検索すると、検索結果の上にあるので「Get cooking」からスタート。
2つの絵文字を組み合わせることができるので、それぞれを選択。意外な絵文字を掛け合わせることで、面白い絵文字ができるかもしれません。提供されている絵文字は表情・月・動物・食べ物・道具など多岐にわたります。
なお、製作した絵文字はコピーのアイコン(新しくできた絵文字の下にある)をクリックすることでコピーできます。これで、Wordなどに画像データとして貼り付けることが可能。また、絵文字を右クリックして、「名前を付けて画像を保存」を選ぶと、PNG形式の画像として保存できます。チャットアプリやSNSなどで新しく絵文字を追加したい時などに、役立ちそうです。
最後に
Googleのミニゲームは、シンプルながら面白いものが提供されています。ちょっとした息抜きとして、この記事で紹介したミニゲームをしてみてください。また、他にもGoogleからはミニゲームや面白い仕掛けが提供されているので、興味があれば探してみるのもいいでしょう。
●構成・執筆/三鷹 れい(みたか れい|京都メディアライン・https://kyotomedialine.com FB)
プログラマー。中小企業のDX化など、デジタル分野での支援をしている。主な開発分野はバックエンド・フロントエンド・アプリ。その他、歴史などの人文系にも興味を持つ。