学歴を重視する人は多い。戦後、進学率は上がっており、文部科学省が発表した、『学校基本調査(確定値)』によると、2020年度の4年生大学の進学率は53.7%と過去最高を更新した。

今回の依頼者は、コンサルティング会社勤務の春奈さん(54歳)だ。「結婚1年目の夫(39歳)の行動がおかしい」と、キャリア10年以上、3000件以上の調査実績がある私立探偵・山村佳子さんのもとに来た。妻は有名大学卒、夫は高卒という学歴格差夫婦の経緯と、夫婦不和の原因などから、浮気調査に入ることに。

【それまでの経緯は前編で】

***

夫は流されやすく「人との距離が近い」男だった

春奈さんの15歳年下の夫は、レストラン運営会社で店長職として働いている。現在は都心にある客単価1万円程度のワインバーに勤務している。勤務が終わるのが深夜1時と聞き、0時30分から張り込みをします。タクシー移動になることを想定し、探偵カーを手配。お店は日曜日が定休日なので、土曜日に調査日を決めました。

店の前のコインパーキングに車を停めて店の中を観ていたのですが、夫は人との距離が近い人気者でした。男女問わず、手を握ったり顔を撫でたりしている。ある60歳くらいの女性は、明かに夫目当てに通っている様子でした。

その女性が帰るときは、店の外までお見送りして、ハグしています。女性の手を握り「今日は寒いから気をつけて帰ってね」と言っています。他にも常連客らしき人は、スキンシップとともに見送る。これでは、用心深い春奈さんも好きになってしまうと感じました。

皆さん酔っているので声が大きい。ある40代くらいの女性は「またホテルに行きたいな。そしたら会社の人と来てあげる」などと言い「LINEするね」と返答。おそらく夫は流されるように女性と関係を持っており、それがいわゆる「営業」につながっているのでしょう。

閉店間際になると、ふっくらした体型で愛らしい30歳くらいの女性がやってきました。寒いのに肌見せ度が高く、「これは本命だ」と直感。夫は店内の客をすべて見送ると、後片付けを従業員に任せて店から出てきました。

その服装は、ミリタリーコートにニットキャップという、ぱっと見、夫とはわからない服装です。私たちも、特徴的な彼女がいなければ、見落としていたかもしれません。夫は恋愛トラブルを抱えやすいことを知っており、店の外で気づかれないように変装をしているのでしょう。

そして、2人は歩いて閉店間際の銭湯へ。私たちもそれぞれに入ったのですが、夫も女性も背中にタトゥーが入っていました。タバコの箱くらいのファッションタトゥーで、ペアの探偵に報告すると、柄も似たような感じでした。おそらく2人は深い仲なのだと推察。

銭湯から出ると、2人は手をつなぎ、コインパーキングに停めていた軽ワゴン車の後部座席の中に入っていきました。化粧を落とした女性はあどけない顔をしており、夫は「素朴でかわいい」とキスをします。

【女性には夫も子供もいた……次のページに続きます】

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