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アウトドアから停電時の電源確保まで｜多目的で使える進化したポータブル電源が誕生

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2022/9/6

手軽にアウトドアへ持ち運べる大容量充電器として話題のポータブル電源。キャンプや車中泊といった屋外レジャーでの使用に加え、最近は気候変動などによって頻発する水害の影響もあり、停電や災害時に電源を確保するための“備え”として用意する家庭も急激に増えている。

このポータブル電源の分野で高く評価されているメーカーが、2012年、アメリカで誕生した「ジャクリ」だ。2019年には日本法人が設立されアウトドアを中心としたさまざまなシーンに適した製品を発売。災害時の電源確保に役立ち、スマートフォンなど携帯端末の充電が簡単にできることから、これまで災害支援団体や自治体へ製品を寄贈し、ポータブル電源の普及活動にも一役買っている。

大容量だからテレビや炊飯器などの家電も使える

そのジャクリから、新たに発売された製品が、より性能や利便性を向上させた「Jackery Solar Generator 1000Pro」だ。

一見するととっつきにくい印象を受けるが、使い方はとても簡潔。本体を家庭にあるコンセントを使って充電するだけですぐに利用できる。充電時間は約1.8時間と驚くほど早い。キャンプ前夜に充電を忘れても、身支度を整える間に完了する。

本体の出力端子はAC電源を３ポート、USB端子を４ポート、クルマを走行中に本体の充電を行えるシガーソケット1ポートを搭載。停電時や夜間にキャンプサイトも照らせる便利なLEDライトも用意されている。

スマートフォンやノートPCは急速充電ができる

AC電源は定格出力1000Wと高出力で、消費電力が1000W以内なら、液晶テレビや炊飯器といった複数の家電を同時に使うことが可能。USB端子はUSB-A(Quick Charge 3.0)とUSB-C出力(PD100W)が各2ポートあり、どちらも急速充電に対応し、充電頻度の高いスマートホンやノートPCもより高速に充電ができる。

容量が大きいため「Jackery Solar Generator 1000 Pro 80W」で使える家電は多い。
スマートホンは急速充電に対応しているので、充電が切れたあとも短時間で使用を再開できる。

これから導入を考えているユーザーにとって最も気になる安全面に力を入れていることもジャクリの強みだ。高い水準の放熱システムや、⽶国最⾼⽔準の難燃性規格を備える他、過充電や過放電を防止するバッテリーマネージメントシステムも搭載しているので、屋外・屋内を問わず、安心して使うことができる。またバッテリーの長寿命化も実現し、本体は約1000回の充電に対応している。

さらに本製品には、両面発電により発電効率を高めた最新ソーラーパネル「Jackery SolarSaga 80」が１枚付属している。アウトドアのみならず、停電時も太陽光さえあればソーラーパネルで充電ができるため、非常用電源として活用する際も心強い。このパネルは複数枚接続して使うことができ、200Wソーラーパネルを４枚接続すると、最速約1.8時間でフル充電が行える。

停電時もポータブル電源があれば安心

停電や災害時での活用を前提に作られているので振動や衝撃に強く、家庭内で使っても駆動音が気になりにくい静音設計が施される。大人ひとりでも持ち運べる軽量コンパクトサイズのため屋内でも場所をとらずに保管できる。また自然放電がしにくく、１年間放置しても80％の電力がキープされるので、いざという時に頼もしい存在となる。新たな生活家電や、充電式の製品が身の回りに増えた今、ひとたび停電になったら、以前に増して、日々の暮らしや仕事にも大きな影響を及ぼす。この防災月間をきっかけに、ポータブル電源の導入を考えてみるのはいかがだろう。