10月に入り、秋晴れの清々しい日に楽しむことと言えば「スポーツ」。ただ今年はコロナ禍での秋ということで、密を避けて屋外で楽しむことができる「アウトドア」に注目が集まっています。CCC MARKETING HOLDINGS株式会社が、約1,500名を対象に『アウトドアに関するアンケート調査』を実施しました。人気のアウトドアグッズから、アウトドアをする理由まで、詳しくご紹介していきます。

■あなたのアウトドア歴は何年? アウトドア歴「10年以上」のベテランが全体の17% 

まず、アウトドア歴を含めてアウトドアをするかどうかを聞きました。アウトドアをしたことがある人の中で最も多かった年数は「10年以上」となり、その割合は17%。つまりアウトドアスペシャリストが全体の2割弱を占めることが分かりました。続いて「2~3年」(9%)、「1年以下」(8%)、「4~5年」(7%)、「6~9年」(3%)となる一方で、「アウトドアはしない」と回答をした人の割合は半数を超える55%でした。この結果を性年代別で見てみると、10~20代の男性では1年以内にアウトドアを始めた人が16%と、コロナ禍でもジワリとアウトドアへの人気が出ていることが分かりました。また50~60代の男性ではアウトドア歴10年以上が34%にのぼり、アウトドアが好きな男性は昔からずっと楽しんでいることが見てとれました。

■ダッチオーブンにヘッドライト…… 魅力的なアウトドアグッズは?

続いてアウトドア歴がある人に、次の3つの観点からアウトドアグッズを選んでいただきました。人気のグッズをランキング形式で発表していきます。

▶保有グッズ 1位「クーラーボックス」2位「チェア」3位「ランプ・ランタン」

まず「どういったアウトドア用品を持っているか」を尋ねたところ、1位に選ばれたのは、約70%の人がアウトドアでは欠かせないと答えた、ドリンクや食材を保冷できる「クーラーボックス」でした。続いて2位は「チェア」(62%)、3位は「ランプ・ランタン」(51%)、4位は「テーブル」(49%)、5位は「シュラフ」(46%)となり、どれもアウトドアをする上ではマストなアイテムが上位を占めました。

▶欲しいものグッズ 1位「ダッチオーブン」2位「ヘッドライト」3位「タープ」

また「持っていないが、これから買う予定」のアウトドアグッズでは、1位「ダッチオーブン」(11%)、2位「ヘッドライト」(10%)、3位「タープ」(10%)となりました。欲しいものグッズ1位の「ダッチオーブン」は、インスタ映えという観点からも人気があるようです。

▶レンタルグッズ 1位「焚き火台・グリル」2位「ダッチオーブン」3位「クッカー」

続いて「現地の備品やレンタルで済ませている」アウトドアグッズは、1位「焚き火台・グリル」(28%)、2位「ダッチオーブン」(27%)、3位「クッカー」(26%)となり、バーベキュー場でもよく貸出をしているアイテムが上位に選ばれました。

■50%の人がキャンプに興味アリ 若者は60%の割合で興味がある

ここ数年、ソロキャンプやグランピングといったようにキャンプにも多様性が出てきたこともあり、様々なメディアでキャンプが特集されることが増えています。そこで実際にキャンプに興味があるかどうかを聞いたところ、半数を超える51%が「キャンプに興味がある」と回答をしました。年代別に見てみると、10~20代の若者世代では58%、30~40代では51%、50~60代では46%との結果となり、年代が低いほどキャンプへの興味は上がる傾向であることが分かりました。
またアウトドア歴がある人に、宿泊を伴うキャンプをする頻度を聞いたところ、74%は宿泊キャンプをしたことがあると回答し、年2~3回行うキャンパーは14%、年1回行うキャンパーは13%となりました。このことから、アウトドアをする人の中には頻繁にキャンプも楽しんでいる人が一定層いることが分かりました。

■45%の人が「自然や非日常を楽しみたい」からキャンプをする

全体の半数を超える人が興味を持っているキャンプ。そこで、キャンプをしたことがある人に、キャンプを始めたきっかけやキャンプをする理由が何であるかを質問しました。最も多かった回答は「自然や非日常の風景・経験を楽しみたいから」となり、大自然に楽しみや癒しを求めてキャンプをしている人が多いことが分かりました。2位は、「友人・知人に誘われたから」、3位は「共同作業をすることで家族や友人との絆を深めたいから」となり、コミュニケーションを深めるための手段としてキャンプを位置づけていることが見てとれました。またこの結果を性年代別に見ると大きく特徴が出ており、10~20代の男性は「サバイバルや野性味を味わえるから」と回答をした人が、30~40代の女性は「コロナ禍でも安心してレジャーを楽しみたいから」が多いことが分かりました。

 ***

いかがだったでしょうか? 密を避けて屋外で楽しむことができる「アウトドア」に半数もの人が関心を寄せているようです。生活環境の変化によってストレスも溜まりやすくなっています。自然を満喫できるアウトドアを余暇に取り入れて、上手にリフレッシュすることも大切ですね。

【調査概要】
調査方法:インターネット
調査期間:2020年8月27日(月)~8月28日(火)
調査地域:全国
調査対象:18~69歳の男女
サンプル数:1,501名

 

関連記事

ランキング

サライ最新号
2024年
12月号

サライ最新号

人気のキーワード

新着記事

ピックアップ

サライプレミアム倶楽部

最新記事のお知らせ、イベント、読者企画、豪華プレゼントなどへの応募情報をお届けします。

公式SNS

サライ公式SNSで最新情報を配信中!

  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • LINE

「特製サライのおせち三段重」予約開始!

小学館百貨店Online Store

通販別冊
通販別冊

心に響き長く愛せるモノだけを厳選した通販メディア

花人日和(かじんびより)

和田秀樹 最新刊

75歳からの生き方ノート

おすすめのサイト
dime
be-pal
リアルキッチン&インテリア
小学館百貨店
おすすめのサイト
dime
be-pal
リアルキッチン&インテリア
小学館百貨店