50代は、定年退職・老後を目前に控え、お金について考える時間も増えるでしょう。さらにキャッシュレス化が進む中、クレジットカードの見直しやステータスカードを意識する人もいるのではないでしょうか。株式会社GV(https://www.money-book.jp/company)が運営する、クレジットカード等のお金に関する情報メディア「まねーぶ」は、全国50代のクレジットカード保有者300人に意識調査を実施しました。50代に人気のクレジットカードや選ぶ理由、定年退職後を見据えたクレジットカードへの意識を明らかにし、専門家が総評しましたので、ご紹介します。

クレジットカードの種類・保有状況

全国50代クレジットカード保有者300人に利用調査をしたところ、クレジットカード保有枚数は「1枚」23.7%、「2枚」30.7%、「3枚」22.3%と、合わせて76.7%が3枚以下という結果でした。

保有歴については「20年以上」が半数以上を占め、若いうちから長くクレジットカードを利用している50代らしい結果となっています。

メインで利用しているクレジットカードのランクについては、7割以上が「一般カード」と回答しました。

また、メイン利用のクレジットカードについては、1位「楽天カード」が81人と最も多く、2位「イオンカード」が41人、3位「JCBカード」が39人という結果でした。

メインカードを選んだ理由については、1位「ポイント還元率が良い」が133人、2位「年会費が無料」が131人、3位「入会費が無料」が86人と続きました。

クレジットカードの利用状況

クレジットカードの利用頻度については、「ほぼ毎日」が11.0%、「週に2~3日」が29.0%、「週に1回」が20.7%と合わせて60.7%が、週に1回以上利用していることがわかりました。一方で「1か月に1回」しか利用しない人もおよそ2割いることもわかりました。

毎月の利用金額については、「10,000円以上30,000円未満」が29.0%と最も多く、次いて「30,000円以上50,000円未満」が16.0%、「5,000円未満」が13.7%という結果でした。

利用している店やサービスについては、1位「ネットショッピング」が241人と突出し、2位「食料品、日用品」が160人、「携帯電話料金」が121人と続きました。

60代へ向けてのクレジットカードの意識変化

60代へ向けてクレジットカードの意識変化や保有状況の変化については、「意識が変わった、保有状況が変化した」と回答した人は15.3%にとどまりました。カードの保有枚数を減らすとともに、収入の減少を見越して年会費の高いカードを解約するといった意見が多く寄せられました。

今後のクレジットカードの見直し

定年後にクレジットカードを見直すかどうかについては、3割以上が「見直す予定」と回答しました。

どのように見直すかについては、「新規発行」が33.7%、「解約退会」が66.3%と「解約退会」を検討している人が多いことがわかりました。

「新規発行する」と回答した人が発行予定のカードランクについては、「一般カード」が6割以上と最も多く占めるものの、「ゴールドカード」も2割以上占める結果となっています。

また、新規発行予定のクレジットカードについては、1位「楽天カード」が10人、2位「dカード」が5人、3位「三井住友カード」が4人と続く結果でした。

クレジットカードに関する定年退職後・老後の不安

定年退職や老後に向けてクレジットカードに関する不安はどのようなことを感じているのでしょうか。

今後のクレジットカードに関する不安の声

・ある年齢以上になると、更新が停止してしまうのではないかという心配が大きい。また自分が死亡したときに残された子供たちが困ってしまうのではないかという心配がある。カードのユーザーとしての登録は残ったままとなり、更新カードのみが発行されてカード会社に迷惑がかかるのではないかという不安もある。死亡だけでなく認知症になった際にうまく使えず詐欺に引っかかることや、恐らく暗証番号なども忘れたりもするであろう将来にゾッとする。(男性/自営業・自由業)

・年金収入だけになった時に、カードを持ち続けることが出来るのかが心配です。まったく保持出来ずにすべて現金だけで生活するとなると、高額の商品はなかなか買えなくなるので、大きい買い物が難しくなるのではないかと心配です。(女性/契約社員・嘱託社員)

・家族に内緒で支払い用の口座にへそくりを貯めて、クレジットカードを使っていますが、定年後はそうもいかないでしょう。友人との付き合いや趣味にお金をかけられなくなることは確実で、楽しみが減るだろうと不安で仕方ありません。(男性/正社員)

・クレジットカードはポイント還元率が高いので、今後も使用していこうと思っています。もし別のカードを作りたくなった時に作れないかもしれないと思うと少し不安です。また定年退職後は海外に旅行をしたいと思っているので、使用制限額はいままでどおりが良いですが、収入によって変わってしまうのではないかと不安です。(女性/専業主婦)

50代のクレジットカードとの付き合い方

最後に、50代がどうクレジットカードと付き合えばいいのかについて、クレジットカード・電子マネーの専門家である最上天青がコメントしておりますので、ご紹介します。

「50代になると定年退職を見据えて、クレジットカードとの付き合い方を変えていく必要がある、と考えている人が多いですね。年金生活に入ると生活のサイズダウンが起こります。それに合わせてクレジットカードの枚数を減らすとか、年会費のかかるカードは解約してカードの断捨離をしていくことがオススメです。その際、『今後の生活にメリットがあるか』を基準にカードを選んでみてください。

回答者の中で不安があった、年金だけでの生活でクレカを持ち続けることができるのか、についてですが…。クレジットカード発行の条件は『安定した収入があること』ですが、年金は収入と見なされています。ですから基本的にはカードを持ち続けることが可能です。クレジットカード会社やカードの種類によっても変わってはきますが、年金生活でもクレカを利用することは可能、と覚えておいていただければと思います」

最上天青 
株式会社GV・メデイアディレクター。クレジットカード・電子マネーの専門家。
早稲田大学卒業後、日之出出版、扶桑社、主婦の友社で20年に渡り、雑誌・書籍の編集に携わる。
2012年に主婦の友社を退社し、株式会社GVのメディアディレクターに就任。

***

ネットショッピングや海外旅行時など、さまざまな場面で使用するクレジットカードは、生活になくてはならいもの。定年退職後に保有できないわけではありませんし、適切な使い方を考えることは、年齢に関わらず必要なことです。事前に対策を考えながら、便利さを手放さずにすむよう、クレジットカードとの付き合い方を考えたいものですね。

■調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年5月1日~2021年5月6日
調査対象:50代クレジットカード保有者300人

■調査回答者の属性 ※全国50代クレジットカード保有者300人対象
性別:男性47.3%/女性52.7%
婚姻・子供:未婚・子なし28.7%/未婚・子あり5.0%/既婚・子なし14.7%/既婚・子あり51.7%
職業:正社員42.7%/契約社員・嘱託社員4.7%/派遣社員3.7%/パート・アルバイト15.7%/フリーランス・業務委託4.7%/自営業・自由業10.0%/専業主婦(主夫)14.0%/無職4.7%
年収:100万円未満22.7%/100万円以上~150万円未満8.7%/150万円以上~300万円未満22.3%/300万円以上~500万円未満22.3%/500万円以上~700万円未満14.0%/700万円以上~1,000万円未満6.0%/1,000万円以上4.0%

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