コロナ禍により利用者が増えている自転車ですが、利用時は安全・安心が何より大切です。初夏を迎え、子どもたちの活動が活発になってきました。よそのご家庭では、子どもが自転車事故の加害者・被害者になった場合の対応方法を決めているか、自転車のルールを教えているか気になる所です。au損害保険株式会社(https://www.au-sonpo.co.jp/pc/index.html)が、全国の「小学生から高校生の自転車に乗る子ども」を持つ保護者1,000人へ行った、「子どもの自転車利用」に関する調査結果を見てみましょう。

■子どもが自転車事故の加害者・被害者になった時の対応について話し合っているか? 

この質問に、「決めている」と回答した人は 28.7%、「決めていない」は 49.7%、「考えたことがない」が 21.6%でした。

70%近くの人が、実際に子どもが事故に巻き込まれた時の対応について、どういう行動を取るのか決めていない、ということがわかりました。子どもたちは、被害者にしろ、加害者にしろ、事故に巻き込まれしまうことがあり得ます。では、どのようなケースがあるのでしょうか? 

■自転車に乗った他人の子どもと、「ヒヤリハットもしくは事故の経験がある」49.7% 

驚くことに、約半数が「ヒヤリハット*もしくは事故の経験がある」と回答しました。自転車利用の子どもとの「ヒヤリハットもしくは事故の経験がある」と回答した497人に、「ヒヤリハットもしくは事故を起こした相手方の危険運転行為」を尋ねた回答内容は、下記の通りです。(複数回答)

「いきなり飛び出してきた」71.4%(355人)
「複数人で横に広がって通行していた」26.8%(133人)
「スマートフォンをいじったり音楽を聞いたりしながら運転していた」25.0%(124人)
「暗いのにライトをつけていなかった」23.9%(119人)

*ヒヤリハット(事故に遭いそうになったこと)

■では、保護者は子どもに自転車のマナーを教えていないのでしょうか? 

8割以上の保護者が、マナーについては「教えている、教えていたことがある」と回答しています。

回答は多い順に下記のとおりです。

「暗くなったらライトをつけること」68.7%(572人)
「スピードを出しすぎないこと」66.4%(553人)
「自転車は左側を通行すること」65.7%(547人)

ここで注目すべきは、下記の回答の少なさです。

「スマートフォンをいじったり音楽を聞いたりしながら運転してはいけないこと」46.1%(384人)
「二人乗りはしないこと」45.3%(377人)
「傘をさしながら運転してはいけないこと」44.4%(370人)

これらは、重大な事故につながりかねない基本的なルールです。それを教える保護者が半数以下なのは、残念な結果です。

そして、「交差点では一時停止や安全確認をすること」を教えているのは 61.9%(516人)と半数を超えているのに、「ヒヤリハットもしくは事故の経験」のうち、圧倒的に多かったのは「いきなり飛び出し」です。大事なルールは、自分の身を守るためにも徹底する必要がありそうですね。

■自分の子どもが自転車事故の加害者・被害者になった際の対応方法は決めている? 

この問いに「決めていない」「考えたことがない」と回答した保護者は71.3%でした。一方で、自転車に乗る子どもとのヒヤリハットや事故の経験がある人は約半数にのぼります。いつどこで、自分の子どもが、自転車事故を経験するかは分かりません。万が一、自分の子どもが事故に遭った、または起こした場合、保護者が一緒にいれば相手方に対応できますが、子ども一人の場合はどう対応すべきかわからないはずです。「まず保護者に連絡する」といった、対応方法をあらかじめ決めておくとともに、必ず警察に連絡する事を約束しておく必要がありそうです。

■もし事故に巻き込まれてしまった時、理想的な対処法は?

子どもたちの多くが、個人的に連絡先を交換してその場を離れたり、警察へ連絡しなかったりする場合が多いようです。個人情報を取り扱うことにはリスクがあり、事故後の示談交渉でトラブルを招くこともあるので、個人的な連絡先交換はしないように伝える方が良いでしょう。

警察に連絡しないと、事故の発生を客観的に明らかにすることができなくなり、相手方との解決に向けた交渉や、保険金の支払いが難航することもあります。さらには、未成年でも警察への報告義務があり、違反した場合3か月以下の懲役、または5万円以下の罰金が科せられる可能性があります。事故の際は、「必ず警察へ連絡すること」をご家族の約束にしてください。

***

これからの季節、自転車の利用がより増えることが予想されます。大人でも不安になる自転車の利用ルールや事故対応。子どもが一人で運転していた際の万が一に備えて、しっかりと「家庭内での事故対応のルール」を、確認しておいた方が良さそうですね。

調査方法:インターネットによるアンケート
対象者: 全国の小学生から高校生の月に1回以上自転車に乗る子どもを持つ保護者
対象地域:全国
回答者数:1,000人
実施時期:2021年4月13日~2021年4月15日

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