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ワーキングマザーが増えている中、家事が“働く主婦”にとって、どれほどの負担になっているかを理解している夫は、どれくらいおられるのでしょう。

最近は、家事を分担している夫婦も増えているようですが、「家事は女性がするもの」という考えのもと“自分にとって楽な家事”だけを手伝って、「俺は、ちゃんと家事を手伝っているぞ」と偉そうな顔をしている男性もおられるかもしれません。でも、それでは“働く主婦”の気持ちを理解して、家事の軽減をしてあげているとは言えないようですよ。

株式会社ビズヒッツ(https://bizhits.co.jp/)と株式会社コロプラ( https://colopl.co.jp/)が共同で、20代~50代のワーキングマザー551人を対象に「嫌いな家事」に関する調査を実施して、その結果を発表しておりますのでご紹介いたします。夫婦円満の秘策として、お役立ていただけたら幸いです。

■「嫌いな家事がある」というワーキングマザーは実に87.7%も

仕事をもつお母さんに「嫌いな家事があるかどうか?」を質問したところ、87.7%が「ある」と回答しました。ワーキングマザーの9割近くは、何かしら嫌いな家事があるとわかりました。年代別に見ると、若年層よりも中年層の方が「嫌いな家事がある」と回答している割合が多く、最も多い40代と20代には18%以上の差がありました。

▷ワーキングマザーが一番嫌いな家事は「浴室掃除」

そこで、嫌いな家事があると答えた483名に、最も嫌いな家事を一つだけ挙げてもらい、上位7位までをランキングにしました。

その結果、「浴室掃除(18.2%)」が最も多く、「キッチンの換気扇やコンロ掃除(15.3%)」「料理(14.9%)」が僅かな差で2位、3位にあげられています。

年代別で見ると、40代を除いて浴室掃除が1位となりました。一方で40代は、浴室掃除よりも料理が嫌いな人の方が約10%多く、5人に1人以上が全ての家事のなかで料理が一番嫌いと回答しています。では、それぞれの家事について、具体的にどんなところが嫌いなのか理由を見ていきましょう。

◆1位 浴室掃除

・カビ掃除が大変すぎる(23歳)
・排水溝などが汚い(33歳)
・面倒だし、汚いものを見るのが苦痛(38歳)

圧倒的に多かったのが、カビ取りや排水口の掃除が大変との意見です。

掃除をしても、すぐにカビやヌメリが発生するし、「汚いので見たくない、触りたくない」という声が多く挙がりました。

ほかにも、掃除する範囲が広くて時間がかかる、中腰の姿勢が疲れる、夏は暑く冬は寒いといった意見もありました。

◆2位 ​キッチンの換気扇やコンロ掃除

・油がギトギトで掃除しづらいし、時間がかかる(29歳)
・汚れが落ちにくい。換気扇は大きいので洗うにも場所を取るし、高いところにあるから取り付けや取り外しも面倒(41歳)
・この家に住んで13年、換気扇の掃除を一度もしたことがない。触るのもイヤ。(51歳)

ガスコンロは、天板、五徳(ごとく)、魚焼きグリルなど部品も多く、焦げ付きや油のギトギト汚れが落ちにくいですよね。

◆3位 料理

・何を作るか、どう作るか、考えることが多くて面倒くさい(34歳)
・手間がかかるのに食べるのは一瞬で、家族からの感謝も感じられない。死ぬまで毎日やらないといけないと思うと心底うんざりする(35歳)
・理由なし。とにかく嫌い!!(58歳)

「とにかくイヤ」「毎日苦痛」…など、苦手や嫌いのレベルを超えていると思える回答も多かった料理。
子どもがいると、「今日は面倒くさいから作るのをやめとこう」というわけにもいかないのがツライですよね。

◆4位 トイレ掃除

・掃除してもすぐ汚くなるから(33歳)
・臭くて汚いから(22歳)
・汚いから触りたくない(49歳)

掃除自体の手間よりも、不潔な場所、汚い場所という固定観念から、拒否反応で嫌いと感じている人が多かったトイレ掃除。清潔にしておきたいけど触りたくないのが本音のようです。

◆5位 部屋の片付け

・ものを捨てるのが苦手で、あれこれ考えていると時間がかかってしまう(58歳)
・片付ける場所がない(54歳)
・子どもが二人いるのですぐに散らかる(33歳)

「片付けや整理整頓が苦手」「ものが多くて収納できない」「ものが捨てられない」という声が多く挙がりました。必要なもの以外は思い切って処分し、ものをできるだけ減らすのが理想ですが、「いつか使うかも」「もったいない」「後悔しないか不安」といった思いもあり、なかなか難しいようです。

◆6位 アイロンがけ

・暑い、夏は地獄(49歳)
・かけても、かけても小ジワが寄ったりして、同じところを繰り返しやらなくてはいけないのがイライラする。夏は暑いのもイライラする(30代)

「暑い」「時間がかかる」「上手にかけられない」といった理由から嫌いな人が多いアイロンがけでした。また、かけたそばからシワが戻ったり、アイロンジワがついたりしてキレイに仕上がらないことや、時間がかかるのも嫌われる理由です。

◆7位 食器洗い

・食べ終わったあとはゆっくりしたいのに、汚れ物を洗わなければならないのは面倒(59歳)
・家族が多くて洗い物が多いし、冬は手が荒れる(39歳)

「食後は動くのが面倒になる」「手が荒れる」、この2つが食器洗いを嫌いな理由となっています。食後にのんびりテレビを見たり、横になったりしているご主人を見て、「なんで私だけ…」と恨めしく思っている奥様は多いことでしょう。

■ならば「家事代行サービスでも使ったら?」と思うのは短絡的?

そんなに「家事が嫌だ、苦手だ」と思うのなら、家事代行や掃除代行のようなサービスを利用したことがあるのかと思いきや、「ある」と答えた人は551人中40人とわずか7.3%しかおりませんでした。ワーキングマザーの増加に伴い、日本では30年ほど前からサービスとしてスタートした家事代行ですが、意外にも利用している人はまだまだ少ないようです。

家事代行や掃除代行サービスを利用したことのある人の感想は、「自分が気づかないところまで綺麗にしてくれた」「また頼みたい」など、満足する声が多い一方で、

・お金がかかる
・家に入られることに抵抗がある

といった声もありました。

また、利用経験がない人にとっては、「本来、自分がすべき家事を他人にお願いすることに罪悪感や抵抗を感じる」という思いもあるのかもしれません。

*********

令和2年に行われた総務省の労働力調査によると、今や15~64歳女性の就業率は70.9%に達しています。7割の女性が仕事をしている現代において、「家事=女性の仕事」という風潮は、そろそろ本気で変えていかなければいけませんね。

ただ、家事を手伝うというだけでなく、働く女性が「嫌い、苦手」という家事を引き受け、積極的に分担してあげることで、女性は大いに楽になると同時に愛情を感じることでしょう。さて、あなたは今回の調査を活かし、夫婦円満への道を歩むことができるでしょうか?

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