コロナ禍で在宅時間が増え、ライフスタイルの変化で家事の負担が大きくなった人も多いのではないでしょうか? そこで、「大人を自由にする住まい」をコンセプトに、不動産仲介から設計・施工までワンストップ・リノベーションを展開する株式会社groove agent(https://www.zerorenovation.com)が、30〜40代の既婚者1,000人を対象に、「コロナ禍における、自宅での家事に費やす時間の増減と、効率化するための家事テクニック」について調査を実施しました。おうち時間で増加した家事の種類と、実践している工夫などをご紹介します。
■家事に費やす時間は増えましたか?
増えたように感じる(49.5%)
減ったように感じる(2.7%)
※47.8%は「その他(変わらない・わからない・どちらともいえない)」と回答
■増えた家事の種類、第1位は料理!
増えた家事の種類は 「料理」に次いで「掃除」、「洗濯」、「洗い物」のほか、コロナ禍特有ともいえる「マスクの洗濯」や「消毒作業」という声も。
パートナーのリモートワークや子どもの休校により、昼食を作る回数や、外食や飲み会の自粛により夕食を作る回数など、「料理」が増えたと答えた人が大多数でした。
2番目に多かった「掃除」と答えた人の中には、「子どもが家にいる時間が長くなって、掃除の回数が増えた」というネガティブな声があった反面、「掃除を頻繁にするようになって居心地の良さを感じている」という良い面もあったようです。
掃除から派生して、「消毒をこまめにするようになった」や「マスクの洗濯」というコロナ禍特有ともいえる声もありました。
■効率化を図るために、取り入れている家事テクは?
家事を効率的にこなすために、取り入れている「家事テクニック」を聞いたところ、下記の回答がありました。
▷家族の協力を得る
・夕飯の片付けやキッチンリセットは夫、洗濯物は私、と分担した
・食器洗いは家族で当番制にしている
・子どものお手伝いの内容を増やした
▷食材はまとめ買いや下ごしらえ+冷凍保存、調理の時間短縮かつ外出回数の削減
・週末は主人が休みなので、その時に食材をまとめ買いし、平日に買い物に行く負担を減らしている
・平日の料理の負担や時間削減のため、日曜日に下準備をし、冷凍や作り置きをしておく
▷工夫をして調理の手間を軽減
・何種類ものおかずを大量に作っておき、3~4日かけて食べられるようにして、毎日は作らなくていいようにしている
・ストーブの上に、ほったらかしても良い鍋を置いている
▷計画的に実行する
・食材を買いに行く際は、買い物メモを作る。買ってきたもの・在庫を一覧にして、1週間の献立を立てておく
・毎日同じ時間に、同じ行動をすることを心掛けている
▷家電に頼る
・床に物を置かないようにし、ロボット掃除機でなるべく床掃除を行うようにする
・食洗器、全自動洗濯機、etc.機械化できるものは移行する
▷断捨離、整理整頓。ストックは賛否両論
・冷凍食品や精肉など、いつでも使えるように多めにストックをしている
・まとめ買いして、小分けにしてストック
・物が増えすぎないよう、ストックは最小限にしている
・狭くなるので、ストックはあまり持たない
▷こまめに清掃
・月曜は床掃除の日というように、家事のルーティンを決める
・部屋の状態は、高いレベルで安定させる
▷動線を工夫
・家事の動線に無駄がないように収納を配置している
・洗濯物を減らすために、マット類は全て撤去
・バスタオルをフェイスタオルに変更する
・台布巾をやめて、ティッシュを使う
・こまめに、ついで掃除をする
・最低限のものだけを置き、動線は最短にしている
▷その他
・適度に息抜きをする
・完璧を求めすぎない
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いかがでしたか? コロナ禍で初めてお料理にチャレンジした方もいらっしゃるのではないでしょうか。上手に役割分担をして、家事の負担を減らしたいですね。
そして、家事をする人への感謝の気持ちが、負担を減らす一番の魔法かもしれません。
調査の方法:webアンケート方式
調査の対象:30〜40代の既婚男女1,000人
調査実施日:2021年2月12日・13日
調査主体:株式会社groove agent(ゼロリノベ)