昨今の新型コロナウイルス感染症の影響により、企業がテレワークを促進している中で、在宅時間が増えています。そのため、家事に関わる時間も増加し、普段よりも家事に関するストレスを感じやすい傾向がうかがえます。そこで、「い・ろ・は・す」(https://www.i-lohas.jp/)を販売するコカ・コーラシステムが、全国の20代~50代の男女400人を対象に、「ゴミの分別に関する意識調査」を実施しました。皆さんはゴミの分別はどうされていますか? 実情を見ていきましょう。

■家で過ごす時間の増加に伴い家事の負担が増え、約7割の人がゴミの分別のストレスを実感

「家で過ごす時間は外出自粛前と比べ、どれくらい増えましたか」という質問では、約8割の方が「増えた」と回答、増えた時間が「8時間以上」と答えた方が約3割(27.3%)で最も多くなりました。
「外出自粛前に比べ、ゴミ分別のストレスは増えたか」という質問では、約7割(72%)が「増えている」と回答しました。中でも、外出自粛を機に在宅勤務になった人においては、約8割(83%)がゴミの分別のストレスが増加しており、よりゴミの分別のストレスを感じている傾向が高いことが分かりました。

■2人に1人(半数以上)の人が、「名もなき家事」の存在を実感、それらに負担を感じていると回答

一般的に「家事」と言っても、家事の中には、細々とした作業ではっきり名前を付けられない「名もなき家事」というものが存在します。 「外出自粛前と比べて、名もなき家事の存在を実感したか」について質問したところ、約6割(57.8%)が「実感した」と回答しました。
中でも、外出自粛を機に在宅勤務になった人においては65.2%が「実感した」と答えました。また、男女別に比較してみると、男性の50%が実感しているのに対し、女性は65.5%と、特に女性が実感していることが分かりました。
また、「外出自粛前と比べて、名もなき家事について負担を感じるか」と質問したところ、約6割(56.3%)の人が「感じる」と回答しました。中でも、在宅勤務になった人の60.5%が負担を感じているようです。こちらも男女別に比較してみると、男性の48%が負担を感じているのに対し、女性は64.5%と、特に女性が負担に感じていることが分かりました。

■ストレスだと思うゴミの分別作業には、1位「段ボールをつぶして・まとめる」、2位「ペットボトルのラベルはがし」

「ストレスだと感じるゴミの分別作業」について調査したところ、全体の1位は「段ボールをつぶして、まとめる(23.6%)」、同率2位「ペットボトルのラベルはがし(22.5%)」「びん、かん、ペットボトルのすすぎ (22.5%)」となりました。
男女別にみると、男性の1位は、「ペットボトルのラベルはがし(24.5%)」、2位は「びん、かん、ペットボトルのすすぎ」、3位は同率で「プラスチックトレーなどの汚れ落とし」、「可燃・不燃ゴミ、資源ごみの分別」、「段ボールをつぶして、まとめる」という結果になりました。

一方、女性は1位は、「段ボールをつぶしてまとめる(30.5%)」、2位「ガスボンベなどのガス抜き」、3位「新聞紙・雑誌・本を種類ごとにしばる」という結果になりました。

また、「パートナーに手伝ってほしいゴミの分別」について調査したところ、 男性1位は「ペットボトルのラベルはがし(22.4%)」、女性1位は「段ボールをつぶして、まとめる(50.9%)」となり、「ストレスだと感じるゴミの分別作業」と同順位となりました。男女ともにストレスに感じている分別をパートナーに手伝ってほしい傾向にあることがうかがえますね。

■ゴミの分別が十分にできていない理由、1位は「めんどうだから、手間がかかるから」(29.5%)

「行っていないゴミの分別作業がある」と回答した方にその理由を調査したところ、「めんどうだから、手間がかかるから(29.5%)」という回答が1位となりました。次に「分別方法がよくわからないから」(16.3%)、「誰かがやってくれるから」(9.3%)、「分別しなくても回収してくれるから」(8.4%)、「ゴミを分別する必要を感じないから」(7.8%)と続きました。

***

今回の調査結果から、約7割の人がゴミの分別ストレスを感じていることが分かりました。そして、半数以上の人が外出自粛前と比べ、「名もなき家事」の存在を実感、それらに負担を感じていることも判明しました。

とはいえ、自粛期間中は家庭ゴミが各地で増加し、分別のルールが守られないことにより、ゴミ処理の現場は開封して仕分ける業務が増えたと報道されています。手はかかりますが、私たちができることは、分別ルールを守って、ゴミを出すこと。一人一人が協力していきたいですね。

■調査概要
調査期間:2020/04/28~29
調査方法:インターネット調査
調査対象:20~50代の男女400人
調査エリア:全国

 

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