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新型コロナウイルスの感染拡大に伴う、緊急事態宣言が解除されたことで、飲食店や娯楽施設の営業が再開されるようになりました。

来客も徐々に増えつつある状況ですが、新型コロナウイルスの第2波にも気を付けなければなりません。
そのため、こまめなアルコール除菌はもちろん、短縮営業や検温など様々な衛生・感染対策を取っているのではないでしょうか?

しかし、衛生・感染対策による弊害も生まれています。
具体的には、手洗いやアルコール除菌の頻度が増えることに比例して、手荒れで悩む女性も増えていると言われています。

こうした状況の中、接客業に従事する女性のみなさんはどのような衛生・感染対策をしているのでしょうか?

また、衛生・感染対策をしていくなかで困っていることは何が挙げられるのでしょう。

そこで今回、次世代生活環境研究所(https://www.pop-asahi.jp/2020/06/19/next_life_style_labo)は、接客業で働く女性を対象に、接客業の衛生・感染対策に関する調査を実施しました。

衛生・感染対策を続けていく上での、悩みや困ったことなどの解決のヒントになさってください。

接客業の衛生・感染対策は○○が最も多い!

はじめに、接客業で働く女性の職場では、どのような衛生・感染対策をしているのかうかがっていきましょう。

「職場ではどのような衛生・感染対策をしていますか?(複数回答可)」と質問したところ、『従業員のマスク着用を徹底(74.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『除菌スプレーの設置(66.2%)』『従業員の手洗い・うがいの徹底(57.9%)』『お客様とのソーシャルディスタンスを保つ(56.5%)』『入店時に体温測定を行う(31.5%)』と続きました。

調査結果から、みなさんの職場では基本的な衛生・感染対策をしっかりと行っていることがわかります。

新型コロナウイルス感染拡大の第2波の予断が許されない中、このような衛生・感染対策を続けていきましょう。

職場の衛生・感染対策を万全だと思っていない方が半数以上もいる!

接客業で働く女性の職場の衛生・感染対策について明らかになりました。

新型コロナウイルスの感染予防として様々な対策を行っているようですが、実際のところ、従業員は職場の衛生・感染対策に対して、どのように感じているのでしょうか?

「職場の新型コロナウイルス感染対策は万全だと思いますか?」と質問したところ、半数以上の方が『いいえ(51.0%)』と回答しました。

マスク着用の徹底や、除菌スプレーの設置などをして、衛生・感染対策に気を遣っていますが、感染対策が万全ではないと思っている方が多いようです。

■私の職場はまだまだ危険が潜んでいる…
・「雨の日は換気が不十分で、密になってしまうから」(20代/東京都)
・「マスクをしていないお客様が来店するため」(30代/兵庫県)
・「換気扇なしの休憩室で複数人が話しながらランチを取ったりしている」(40代/滋賀県)
・「お客様が触った商品を全て消毒できるわけではないから」(50代/大阪府)
・「不特定多数の人が出入りしている場所なので心配」(50代/広島県)

などの回答が寄せられました。

お客様がマスクをせずに来店したり、換気が十分でなかったりすることが、万全ではないと思われる理由かもしれません。
店頭での対策はもちろん、バックヤードでの感染対策にも気を付けることが大切です。

除菌をする頻度は〇時間に1回もしている!不十分な除菌場所は〇〇?

先程の調査で、衛生・感染対策が万全ではないと思っている方が多いことが分かりました。

続いて、職場の除菌頻度について伺っていきましょう。

「職場での除菌頻度を教えてください」と質問したところ、『1時間に1回程度(28.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『2~3時間に1回程度(25.5%)』『1日に1回程度(13.4%)』『30分に1回程度(12.6%)』『4~5時間に1回程度(11.0%)』と続きました。

少なくとも2時間~3時間に1回程度、除菌をしているところが多いようです。

多くの職場が定期的に除菌をしていることが判明しましたが、なぜ衛生・感染対策が万全ではないと思っているのでしょうか?

「職場の感染・衛生対策はどこが不十分だと思いますか?」と質問したところ、『空間の除菌(40.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『手が触れるところの除菌(39.5%)』『手指の除菌(16.5%)』と続きました。

8割近くの方が、空間や手が触れる場所への除菌が不十分だと感じているようです。

「お客様がどのような場所に触れたかわからない」「ウイルスが空気中に漂っているかもしれない」など、衛生・感染対策がしっかりとできているか分からないような場所があるため、不十分だと感じているのかもしれません。

職場の衛生・感染対策で困っていること1位は 『マスクを付けていないお客様との会話』


先程の調査から、除菌の頻度と、衛生・感染対策の不十分な場所が明らかになりました。

今後も衛生・感染対策が続いていく中で、困っていることはあるのでしょうか?

「職場の衛生・感染対策で困っていることを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『マスクを付けていないお客様との会話(38.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『アルコール除菌による手荒れ(35.7%)』『ソーシャルディスタンスを保てない(34.1%)』『店内の換気が十分でない(31.6%)』『手洗いによる手荒れ(21.7%)』と続きました。

具体的に困っていることは何なのでしょうか?

■職場の衛生・感染対策のココに困っています!
・「換気が不十分な所が困っている」(30代/熊本県)
・「手荒れがひどく、ハンドクリームをつけても手洗いですぐ落ちてしまう」(30代/愛知県)
・「マスクをつけていないお客様の来店が怖い」(40代/新潟県)
・「来店するお客さんに、除菌をおすすめしても断られてしまう」(40代/愛知県)
・「次亜塩素酸ナトリウムで消毒時、ゴム手袋を使用しないので、手が荒れそう」(50代/大阪府)

などの回答が寄せられました。

接客業はお客様と関わる職業であるため、お客様側にしていたただく衛生・感染対策に困っている方が多いようです。

また、従業員側の衛生・感染対策では、アルコール除菌や手洗いによる手荒れといったことに困っていることが明らかになりました。

新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるためにやっていることが、手指にも悪影響を与えてしまっているようです。

手洗いやアルコール除菌による”手荒れ”の対策方法とは?

先程の調査で、手荒れに困る方がいることが分かりました。
では、手洗いやアルコール除菌による手荒れの対策はしているのでしょうか?

「手洗いやアルコール除菌による手荒れの対策はしていますか?」と質問したところ、6割以上の方が『はい(60.7%)』と回答しました。

多くの方が、手荒れへの対策をしているようです。

次に、具体的な手荒れへの対策方法を伺っていきましょう。

■手荒れをしたときはこうやって対策をしています!
・「湿疹になったところは早めに薬を塗って治す」(30代/大阪府)
・「ハンドソープや除菌ジェルは手肌にやさしい成分のものを選んでいます」(30代/東京都)
・「保湿を徹底し、手洗いのときに無理に擦らない」(30代/岡山県)
・「使い捨て手袋の使用頻度を増やしたり、手荒れ対策のため保湿クリームを使っている」(40代/福岡県)
・「寝る前にハンドクリームをたっぷりと塗る」(50代/青森県)

などの回答が寄せられました。

ハンドクリームや肌に優しいソープを使うなどして、手荒れへの対策をしていることが分かりました。

では、手荒れが防げるような衛生・感染対策を行いたいと思う方はどのくらいいるのでしょうか?

「手荒れを防げる衛生・感染対策を行いたいと思いますか?」と質問したところ、9割近くの方が『はい(87.1%)』と回答しました。

アルコール除菌や手洗いの頻度が増えたことの影響により、手が荒れてしまう方が多いため、手荒れを防ぎながらできる衛生・感染対策を求めているようです。

衛生・感染対策による手荒れにも気を付けましょう!

今回の調査で、接客業で働く女性の衛生・感染対策について明らかになりました。

新型コロナウイルスはまだまだ予断を許さない状況ですが、マスクをしていないお客様の来店や、換気が不十分などの課題が残されています。

また、手洗いやアルコール除菌の頻度が増えることで、手荒れに悩まされている女性も少なくありません。

お客様に安心してもらえる空間作りは重要ですが、従業員の健康への配慮も大切です。

手洗いやアルコール除菌の頻度が増えたことで、手荒れが起きていることを踏まえ、衛生・感染対策と手荒れの両方に気を付けることが必要かもしれません。

今一度、みなさんの職場の衛生・感染対策を見直し、お客様と従業員の双方が安心できる対策を考えてみてはいかがでしょうか?

調査概要:接客業の衛生・感染対策に関する調査
【調査期間】2020年7月1日(水)~2020年7月2日(木)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,054人
【調査対象】接客業で働く女性
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

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