https://serai.jp/wp-admin/post.php?post=392043&action=edit新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって、仕事が在宅勤務になったり、保育園や幼稚園が休園になったりと、お子さまと家で一緒に過ごす時間がグッと増えたのではないでしょうか。

普段の生活以上に負担がかかることもありますが、お子さまとの過ごし方を考えるきっかけとなり、新しい発見が出てくることもありますよね。

決して悪いことばかりではなく良いこともあったでしょう。
あなたはどのような発見がありましたか?

そこで今回、「幼児教室コペル」(https://copel.co.jp/)を運営する株式会社コペルは、0歳~6歳の子どもを持つ全国20代~40代の女性を対象に、「新型コロナウイルスの影響による子どもとの向き合い方の変化」に関するアンケートを実施しました。

当然ながら、マイナスの影響を受けたというご意見が多かったものの、中にはプラスの影響があったというご意見も寄せられました。
小さなお子さまがいるお母さま方、ぜひお子さまとの向き合い方の参考にしてくださいね。

さまざまな職業の方に回答していただきました!

まずは現在の職業から伺っていきましょう。
「現在の職業を教えてください」と質問したところ、
『専業主婦(51.3%)』『会社員(22.5%)』『パート・アルバイト(21.9%)』『自営業・自由業(2.4%)』という結果となりました。

新型コロナウイルスの影響で一番困ったのは『子どもを遊ばせる場所がない』!

新型コロナウイルスの感染拡大が、子育てにどのような影響を及ぼしているのか伺っていきましょう。

「新型コロナウイルスの影響を受け、子育てのことで何か困ったことはありますか?」と質問したところ、
『子どもを遊ばせる場所がない(43.0%)』という回答が最も多く、次いで『おむつや除菌シート、トイレットペーパーなどが手に入らない(14.8%)』『子どものストレス面が心配(14.4%)』『子どもとの時間が長くなり、心に余裕が持てなくなった(12.0%)』『食事の用意が難しい(3.9%)』『家事がなかなか進まない(3.7%)』『自分の仕事が手につかない(2.5%)』と続きました。

遊びたい盛りのお子さまを遊ばせる場所に悩んでいる方が多いようです。
また、遊べないストレスによるお子さまの精神面を心配する声も少なくないことが分かりました。

■新型コロナウイルスの影響で特に困ったこととは…?

・自粛は公園もダメなのかわからなくて、どこか行きたいと子どもに言われてもどこにも連れていってやれないこと(30代/自営業・自由業/大阪府)
・毎日一緒なので、遊びにも飽きるし、少しでも子どもと離れたいと思った(30代/専業主婦/千葉県)
・子どももストレスがたまっていて、お互いイライラしてしまう(30代/パート・アルバイト/静岡県)
・子ども用マスクが手に入らない、アルコール除菌シートや消毒液が手に入らない(30代/専業主婦/静岡県)
・学校が休校になり、昼食を毎日家で食べるので簡素なものになりがちで栄養面が心配(40代/専業主婦/千葉県)

ウチではこんな対策しています!

新型コロナウイルスの感染拡大が、子育てにもさまざまな影響を及ぼしていることが分かりました。
では、そういった困ったことに対して、どのような対策を講じているのでしょうか?
「困ったことに対して何か対策を行いましたか?」と質問したところ、4割近くの方が『はい(37.2%)』と回答しました。

■具体的な対策とは…?

・家でできる遊びを考えました。クッキーなどのお菓子作り、プラバンやスライムなどの工作(30代/専業主婦/兵庫県)
・室内で身体を動かせるトランポリンを購入。YouTubeで子ども体操を見て一緒にやる(30代/専業主婦/栃木県)
・病院で配っているお尻かぶれ用の水を除菌代わりに使っている(30代/会社員/東京都)
・毎日、ハグして絵本の読み聞かせをしています(30代/会社員/北海道)
・夫が家にいる時は子どもを夫に預けて買い物に行く(30代/専業主婦/愛知県)
・自宅にブランコ、滑り台、ハンモック、三輪車など、外で遊べるものをたくさん用意したり、英語のDVD教材を見せたりした(30代/公務員(育休中)/愛媛県)

その対策はどのような効果をもたらしているのでしょうか?

「その対策を行って以降、どのような変化がありましたか?」と質問したところ、『良くなった(48.2%)』という回答が最も多かったものの、次点の『変わらない(45.7%)』との差は2.5ポイントという結果となりました。

「なぜそう思うか詳しく教えてください」と質問したところ、

・家での過ごし方のレパートリーが増え、親の運動不足解消もできた(20代/専業主婦/東京都)
・自分も子どもたちも笑顔が増えたから(20代/専業主婦/宮城県)
・食費がおさえられる。お弁当を兄弟で食べることにより特別な時間を過ごせる(30代/パート・アルバイト/千葉県)
・日頃忘れている当たり前のことがありがたく感じる(30代/専業主婦/兵庫県)

など、プラスの回答が寄せられた一方で、

・やっぱり外へ行きたがるし、本人も結局飽きてしまう(30代/専業主婦/東京都)
・子どもは楽しそうですが親の私は正直すごく疲れる…自分の時間はどんどんなくなる一方です(30代/専業主婦/兵庫県)
・感染しているか分からないし、その対策が正しいか分からないから(40代/会社員/東京都)
・毎日はできないし、期間が長い(30代/専業主婦/福岡県)

など、マイナスの回答も多く寄せられました。

逆に良かったことも!?新型コロナウイルスを通じて気づいた変化とは…?

新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛要請や緊急事態宣言の発令などを受けて、生活スタイルが変わり、これまでよりも家族と接する時間が増えたという方も多いと思います。

そこで、「今回のコロナウイルスの影響により家族との向き合い方が変化したことを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『食事や衛生面に気を遣うようになった(53.6%)』という回答が最も多く、次いで『家族と過ごす時間が増えた(41.6%)』『コミュニケーションが増えた(21.6%)』『喧嘩が増えた(12.7%)』『夫が在宅勤務になったことで、家事に協力的になった(4.5%)』と続きました。

食事や衛生面に関しては敏感にならざるを得ませんが、そんな中でも、『家族と過ごす時間が増えた』という回答が4割以上、『コミュニケーションが増えた』という回答が2割以上という結果は、家族との向き合い方に良い変化が生まれていると言えそうですね。

では、子育てに関して良い変化はあったのでしょうか?

「新型コロナウイルスの影響で、子育てに関して良い変化はありましたか?」と質問したところ、3割近くの方が『はい(28.1%)』と回答しました。

マイナス面が目立ってしまう新型コロナウイルスの影響ですが、子育てに関する良い変化を感じている方も少なくないようです。

■こんな「良い変化」がありました!

・長男に妹と弟の面倒をしてもらい仕事に行くが、長男の頼もしさ、優しさへの感謝の気持ちと、たまにはうんと甘えさせないとと気付かされた(30代/パート・アルバイト/千葉県)
・子どもとの時間が増えて、一緒に何かを作ったり今しかできないことを大切にできた(30代/パート・アルバイト/東京都)
・旦那が家にいるので1人じゃないということ。大変なこともあるけど子どもを2人で見られている(30代/会社員/東京都)
・主人の帰宅時間が早くなったことで家族の時間が増え、子どもが嬉しそう。昼寝をせず夜早めに寝るようにさせたことで私も主人も夜の自由時間が増えた(30代/専業主婦/兵庫県)
・6歳の子どもでもニュースを理解している。コロナに対して起こる人間の汚い行為をダメだと理解していたり。素直で優しい人になってほしいと思った(40代/専業主婦/大阪府)
・家に帰ったら手洗いうがいが習慣になった(40代/会社員/神奈川県)

調査概要:「新型コロナウイルスの影響による子どもとの向き合い方の変化」に関するアンケート
【調査日】2020年4月4日(土)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,109人
【調査対象】0歳~6歳の子どもを持つ全国20代~40代の女性
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

 

関連記事

ランキング

サライ最新号
2024年
4月号

サライ最新号

人気のキーワード

新着記事

ピックアップ

サライプレミアム倶楽部

最新記事のお知らせ、イベント、読者企画、豪華プレゼントなどへの応募情報をお届けします。

公式SNS

サライ公式SNSで最新情報を配信中!

  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • LINE

小学館百貨店Online Store

通販別冊
通販別冊

心に響き長く愛せるモノだけを厳選した通販メディア

花人日和(かじんびより)

和田秀樹 最新刊

75歳からの生き方ノート

おすすめのサイト
dime
be-pal
リアルキッチン&インテリア
小学館百貨店
おすすめのサイト
dime
be-pal
リアルキッチン&インテリア
小学館百貨店