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東洋と西洋を結婚させた陶芸家!バーナード・リーチ生誕130年を記念する展覧会

バーナード・リーチ「楽焼駆兎文皿」〔千葉・我孫子 1919年 日本民藝館蔵〕

バーナード・リーチ「楽焼駆兎文皿」〔千葉・我孫子 1919年 日本民藝館蔵〕

日本の民藝運動にも深い関わりをもったイギリスの陶芸家、バーナード・リーチの生誕130年を記念した展覧会が、滋賀県立近代美術館で開催されています。

香港で生まれ、3歳まで日本で過ごしたバーナード・リーチ(1887-1979)は、10歳で母国イギリスに戻ると、美術学校で絵画を学びながら小泉八雲やホイッスラーなどの影響を受けて日本への関心を抱き、22歳で念願の再来日を果たします。

このとき雑誌「白樺」の作家たち、なかでも「白樺」の中心メンバー、柳宗悦(1889-1961)との出会いが、その後のリーチの創作活動や思索に大きな影響をもたらしました。

リーチは柳たちが唱える民藝運動に深く関わり、六代尾形乾山から作陶を学び、1920年に濱田庄司(1894-1978)を伴って帰英。セント・アイヴスに自分の窯を築いて創作を開始します。

その後も日英往来を重ねたリーチは、自分と東アジア、とりわけ日本とのつながりの中で、自作の理念を「東と西の結婚」と定めます。本展で、美の求道者のごときリーチの創作活動を再確認します。

バーナード・リーチ「ガレナ釉筒描山羊文皿」〔セント・アイヴス 1952年 日本民藝館蔵〕

バーナード・リーチ「ガレナ釉筒描山羊文皿」〔セント・アイヴス 1952年 日本民藝館蔵〕

本展の見どころを、滋賀県立近代美術館・学芸員の山口真有香さんにうかがいました。

「バーナード・リーチは、陶磁器をはじめエッチング・素描・木工作品などを創作した、20世紀英国を代表する工芸家です。来年(2017年)は、そのバーナード・リーチ生誕130年の記念すべき年にあたります。

これを記念して開催される本展では、日本民藝館が所蔵するリーチの最初期から晩年までの陶磁器を中心に、エッチング・素描・木工の優品約200点を展示します。

また、国内初公開となるリーチと柳宗悦(日本民藝館創立者)の往復書簡も併せ、リーチの芸術活動を広くご紹介します」

日本をこよなく愛したリーチの仕事を辿る展覧会、ぜひ足をお運びください。

【生誕130年 バーナード・リーチ展】
■会期/2016年7月9日 ~ 2016年9月25日
■会場/滋賀県立近代美術館 企画展示室1-2
※滋賀県立近代美術館のサイトはこちら
■住所/滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1
■電話番号/077・543・2111
■料金/一般1000(800)円 大高生650(500)円 中小生450(350)円 ( )内は20名以上の団体料金 ※障がい者手帳所持者は無料
■開館時間/9時30分から17時まで(入館は閉館30分前まで)
■休館日/月曜日(ただし7月18日、9月19日は開館)、7月19日(火)、9月20日(火)
■アクセス/JR琵琶湖線瀬田駅前1番バス乗場または2番バス乗場から滋賀医大行きバスで「文化ゾーン前」下車徒歩約5分

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