新着記事

毎週月曜日更新!「ニャンコ先生の開運星占い」(4/6~4/12)射手座~魚座編

毎週月曜日更新!「ニャンコ先生の開運星占い」(4/6~4/12)獅子座~蠍座編

毎週月曜日更新!「ニャンコ先生の開運星占い」(4/6~4/12)牡羊座~蟹座編

新型コロナウイルスが4月新入社員研修に与える影

講義型研修はオンライン化進む|新型コロナウイルスで「新入社員研修」どうなる?

信長と帰蝶の関係からも目が離せない。

織田信秀死す! まだ10代の信長・帰蝶夫妻に降りかかる尾張の国難【麒麟がくる 満喫リポート】

【働き手のお財布事情】20代~40代の2割が貯金なし、3割が毎月の貯金をしていない!

【裁判長の説諭】失踪した夫の借金を肩代わり。生活費に困り、子どもたちを育てるために食材を万引きし続けた母。この事件を担当した裁判官は、閉廷後にその母を呼び止めて……。(後編)

【裁判長の説諭】失踪した夫の借金返済を肩代わり。生活費に困り、子どもたちを育てるために食材を万引きし続けた母(後編)

【裁判長の説諭】失踪した夫の借金を肩代わり。生活費に困り、子どもたちを育てるために食材を万引きし続けた母。(前編)

【裁判長の説諭】失踪した夫の借金返済を肩代わり。生活費に困り、子どもたちを育てるために食材を万引きし続けた母(前編)

犬の散歩は犬のためだけに行うのではない。人の健康にも大きな効果。

犬は最高のパーソナルトレーナー。犬の散歩は人の健康寿命を延ばす

明智光秀像 滋賀県・坂本城址公園

明智光秀の妻【にっぽん歴史夜話26】

通販別冊『大人の逸品』最新号はこちら

LINE公式アカウントでも記事を配信中

友だち追加

お気軽に友達追加してください

サライ本誌最新号(クリックで試し読み)

ピックアップ記事

  1. 荒川豊蔵資料館蔵の志野筍絵茶碗 銘「随縁」(荒川豊蔵、1961年)。豊蔵が「再発見」した「美濃桃山陶」の陶片である「筍」と文様が共通する。

>>過去の記事へ

サライの通販

>>過去の記事へ

サライ7月号付録「筋トレチューブ」トレーニング動画公開中!

趣味・教養

「アメリカン・ニューシネマの洗礼を受けた」映画|『ダーティ・メリー/クレイジー・ラリー』【面白すぎる日本映画 第34回・特別編】

ダーティ・メリー/クレイジー・ラリー

文・絵/牧野良幸

映画俳優のピーター・フォンダがこの8月に亡くなった。享年79歳。またひとり僕の憧れのヒーローが逝ってしまった。そこで今回は特別編としてピーター・フォンダの映画を取り上げたい。

ピーター・フォンダの代表作と言えば、間違いなく1969年公開の『イージー・ライダー』だ。アメリカン・ニューシネマの傑作である。しかし僕としては『ダーティ・メリー/クレイジー・ラリー』を取り上げてみようと思う。

『ダーティ・メリー/クレイジー・ラリー』は1974年公開の映画だ。僕は1958年(昭和33年)の早生まれだから、その時16歳、高校二年生である。

一概に1958年生まれというのは、ビミョーな年齢である。

なぜなら1969年の『イージー・ライダー』の公開時、僕は小学六年生だ。小学六年生がまさか映画館に『イージー・ライダー』を観に行くわけはない(早熟な子どもなら観たかもしれないが)。

『イージー・ライダー』と同じくアメリカン・ニューシネマの傑作とされる『明日に向かって撃て!』も映画館で観ていない。この年頃の子どもはテレビで『大脱走』を見て喜んでいるのがいいところ、映画館で洋画鑑賞というオトナの趣味はまだ芽生えていない。

これが悔しいのだ。

一つでも学年が上だったら『イージー・ライダー』も『明日に向かって撃て!』も観に行ったはずなのに。ちょっと生まれたのが遅かっただけで、60年代末あたりの傑作映画を見逃したことが悔しい。同じことは音楽にも言えて、ビートルズとかウッドストックをリアルタイムでギリギリ聴き逃したことが悔しくてしょうがない。いっそ小学生の低学年なら諦めもついたのに。

1958年生まれというのは、精神的な発達と60年代のポップカルチャーが微妙にズレるのである。

かくして70年代になると、シラケ世代と呼ばれる僕は、二歳年上の兄貴が、映画館で観た『イージー・ライダー』や『明日に向かって撃て!』のラストシーンを自慢げに語るのを羨ましく聞くしかなかった。たとえテレビの洋画劇場で見たところで、あとづけの知識がリアルタイムの経験に勝てるはずはない。

そんなコンプレックスを吹き飛ばしてくれたのが、1974年公開の『ダーティ・メリー/クレイジー・ラリー』だったのである。先にも書いたように、その時僕は高校二年生。もちろん映画館に観に行った。

『ダーティ・メリー/クレイジー・ラリー』も『イージー・ライダー』と同じくらいの衝撃的なラストシーンである。であるからして、これもアメリカン・ニューシネマに違いない。映画が終わった瞬間、

「僕もついにアメリカン・ニューシネマの洗礼を受けたゾ」

と長い間、喉につかえていたものが取れたのだった。

その『ダーティ・メリー/クレイジー・ラリー』。ラストは衝撃的だけれども、ストーリーはいたってシンプルである。早い話がカーチェイス映画だ。

主人公のレーサー、ラリー(ピーター・フォンダ)はディーク(アダム・ローク)と組んで、スーパーマーケットから現金を強奪する。

計画はうまくいって、二人は逃亡しようとするのだが、そこにラリーが前夜にベッドをともにしたメリー(スーザン・ジョージ)が割り込んでくる。かくして3人の乗るシボレーと警察とのカーチェイスが始まった。

映画は全編でスリル溢れるカーチェイスが繰り広げられるが、メリーが巻き起こす騒動や、警察の指揮者フランクリン部長(懐かしのTV番組『コンバット』のビック・モローだ)のアウトローな振る舞いが描かれるので、観ていて退屈しない。

特にメリーの“アバズレぶり”はこの映画のキモで、ラリーとのぶつかり合いが見どころのひとつ。

メリーはベルボトムのジーンズに“ヘソ出しルック”、目をひんむいて悪態をつく姿はいかにもアバズレ女そのものだ。普通ならどんな男もタジタジになってしまうのだが、さすがにピーター・フォンダが演じるラリーは動じない。女の扱いもクール。こんなところも男としては、カッコいいなあと思ってしまう。

このラリーとメリーの関係が、今で言う“ツンデレ”か、そうでないのか、果たして3人は警察の追跡から逃れられるのか、期待を膨らませながら観客は映画に没入する。それがラストシーンの衝撃をいっそう高める。まさにアメリカン・ニューシネマの名作であるが、この映画もまたピーター・フォンダの存在なくしては成功しなかった作品だ。

【今日の面白すぎる日本映画・特別編】
『ダーティ・メリー/クレイジー・ラリー』
製作年:1974年
アメリカ映画 配給:20世紀フォックス
カラー/93分
キャスト/ピーター・フォンダ、スーザン・ジョージ、アダム・ローク、ヴィック・モロー、ほか
スタッフ/監督: ジョン・ハフ 原作:リチャード・ユネキス 製作:ノーマン・T・ハーマン 製作総指揮:スーザン・ハート 脚本:リー・チャップマン、アントニオ・サンティーン 撮影:マイケル・D・マーグリーズ 音楽:ジミー・ハスケル

文・絵/牧野良幸
1958年 愛知県岡崎市生まれ。イラストレーター、版画家。音楽や映画のイラストエッセイも手がける。著書に『僕の音盤青春記』『オーディオ小僧のいい音おかわり』(音楽出版社)などがある。ホームページ http://mackie.jp

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

関連記事

  1. 銀山温泉 行ってみたい・見てみたい ロケ地ランキングTOP10(東日本編)…
  2. 『スパルタカス』 カーク・ダグラスの名演で古代ローマに思いを馳せる|『スパルタカス…
  3. 『拳銃(コルト)は俺のパスポート』 ニヒルでハードボイルドな宍戸錠=エースのジョー|『拳銃(コルト)…
  4. 人情に厚くスジを通した生き方の役『仁義なき戦い』【面白すぎる日本映画 第38回】 人情に厚くスジを通した生き方の役柄が俳優・梅宮辰夫への信望に『仁…
  5. 和田誠の才能と愛情が注ぎ込まれた作品|『麻雀放浪記』【面白すぎる日本映画 第37回】 和田誠の才能と愛情が注ぎ込まれた作品『麻雀放浪記』【面白すぎる日…
PAGE TOP