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  2. オリックス・リビング社長、森川悦明氏。「グッドタイム リビング センター南」にて撮影。

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「クルマでモテる」はアリなんです!(テリー伊藤のクルマコラム 第3回)

夕刊サライは本誌では読めないプレミアムエッセイを、月~金の毎夕17:00に更新しています。水曜日は「クルマ」をテーマに、演出家のテリー伊藤さんが執筆します。

文/テリー伊藤(演出家)

こんにちは、テリー伊藤です!

以前にもお話したように、クルマは所有することで思い出を作れる特別な機械なんですよね。運転も、ただ移動するだけじゃなく、のんびり走りながら周りの景色を眺めたり、音楽を聴くのがすごく楽しい。

だから、僕はいつもクルマで仕事に通っています。仕事場から家まで運転することでクールダウンできるし、いろんなアイデアが浮かんでくる。とても大切な時間なんです。

「クルマもオトコも中身が大事だね」

■「で、どこに連れて行ってくれるの?」

クルマは、大切な人との思い出を育むうえでも、すごく効果的。要はモテるための道具でもあるんです! だからといって、高級セダンやバカっ速いスポーツカーに乗らなくちゃ……なんて考える必要はありませんよ。だいたい、ポルシェに乗っているからといって、女性にクルマのスペックを自慢したところで何の効果もありませんから。

「で、どこに連れて行ってくれるの?」という気持ちに応えてあげなくちゃ。

最近は郊外にアウトレットモールが増えているので、そこに行くのが一番お手軽で楽しいでしょうね。

あるいは意外性を考えて、三浦半島の三崎にマグロを食べに行くとか。あっちだと、西側の海沿いでは富士山ときれいな夕陽が拝めるというメリットもあります。時間があるならもう少し遠出して、山梨や長野あたりに残雪を見に行くのも面白い。そのあと信州そばを食べに行ってね。

あるいは、かわいい動物の話をして、「じゃあこれからサファリパークだ!」っていうのもいい。とにかく、いかに非日常の世界に持っていくかが大事であって、クルマがあると、それができるんです。具体的なプランもなしに、いきなり連れ出すのはまだ若いですね。まあ、それはそれで楽しいけど!

■「モテ」には音楽が欠かせない!

ドライブするなら音楽にも気を使いたいですよね。

僕はクリスマスソングが好きで、いろんな曲を集めているんだけど、ほかにもジュディ・ガーランドとかマリリン・モンロー、ウィリー・ネルソンといった古今のアーティストたちの歌をタブレットに入れています。

さらに、非日常が味わえるオープンカーだったら、より効果大。

僕は今までに屋根が開くクルマを何台も乗ってきましたが、中でもお気に入りだったのが、シトロエン・DS 3カブリオ。キャンバストップ仕様で運転そのものも楽しめて、そのうえかわいいという神のようなクルマでした。

幌付きのクルマって、雨の日も楽しいんですよ。

神宮外苑の銀杏並木の通りあるでしょ? あそこにクルマを停めて、雰囲気に合った音楽をかけるの。そうすると、幌の屋根に雨が「ボトッ、ボトッ」で落ちてくる。まるで、ヨーロッパのカフェテラスのオーニングに雨が当たっているように……。もう一気にパリにいる気分ですよ!

とまあ、ドライブデートで音楽をかけるのは僕の恒例行事なのですが、昔は大変だったなあ……。サライ世代の皆さんならご存じでしょうが、カーオーディオといえば、でかいカートリッジ式の8トラでしたからね。それでも聴けない曲があるから、ポータブル型のレコードプレイヤーを持ち込んで、よく50’sの曲をかけてましたっけ。

で、いつでも聴けるようにレコードを後部座席に積んでおくんですが、夏になると高温で変形しちゃってね~。いざ針を落とすと、「ギュギュギョエエエエエエ~ッ!」って悪魔のような歌声が出てきちゃって、せっかく盛り上がった気分も台無しですよ!

その点、最近は音楽を気軽にダウンロードできるようになったので、これを活用しない手はありません。クルマだってブルートゥース機能を使えば、手持ちの音楽を簡単にカーオーディオで再生できますからね。皆さんもお気に入りの曲をたくさん集めて、非日常のドライブ体験を演出してくださいね!

【今週のテリー・カー:DS 3カブリオ】

テリーさんイチオシのオープンカーが、このDS 3 カブリオ。柱を残して屋根の部分だけが開くキャンバストップで、折りたたんだ幌の眺めも洒落ている。 キャプション:編集部(写真提供:ベストカー)

文/テリー伊藤(てりー・いとう) 昭和24年、東京生まれ。演出家。数々のテレビ番組やCMの演出を手掛ける。現在は多忙な仕事の合間に、慶應義塾大学 大学院で人間心理を学んでいる。

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