それでは、正解を発表します!
【クイズ1】
神棚にお供えをする際の順番について正しいものを選んでください。
1.水→塩→米
2.米→塩→水
3.塩→米→水
4.米→水→塩
正解(2)
お供えする際には、中央である「正中」を尊び、米を中央として一番先に、次に塩、水の順にお供えします。酒もお供えする場合は、米、酒、塩、水の順番です。
【クイズ2】
葬儀にのぞむときには、一時的に神棚のお祀りを止めますが、このとき以下の中の正しいものを選んでください。
1.神棚を黒い幕で覆う
2.神棚の前面に白い半紙を貼る
3.神棚の前面に黒白の半紙を貼る
4.神棚を黄色い幕で覆う
正解(2)
神道式で行う葬儀「神葬祭」では、まず故人がなくなったことを氏神様、神棚、御霊舎に奉告します。神棚の前面には白い半紙を貼り、一時的に神棚のお祀りを止めます。期間は、忌明けと考えられている五十日祭までが一般的です。ちなみに「忌」(いみ)とは、故人のお祀りに専念することをいいます。
【クイズ3】
知らず知らずに犯した罪、積もり積もった心身の穢れ、いっさいの災いを取り除き、正常な本来の姿を取り戻すため、多くの神社で6月30日と12月31日に執り行われる神事とは何でしょうか。
1.境の祓
2.半年祭
3.大祓
4.小晦日大晦日
正解(3)
多くの神社では6月30日と12月31日に大祓という神事が行われています。大祓は一年を2期に分け、半年の間に知らず知らずに犯した罪、積もり積もった心身の穢れ、いっさいの災いを消滅し、正常な本来の姿を取り戻すための祭祀です。また、これから犯すであろう罪などを除去する意味もあります。この神事によって平穏無事な生活を願うのです。
【クイズ4】
人の一生の折々の節目で、神様への祈りと感謝を捧げることを人生儀礼と呼びますが、誕生後初めて氏神さまにお参りすることを何というでしょうか。
1.初宮詣
2.七五三
3.着帯の祝い
4.一歳の祝い
正解(1)
初宮詣では、誕生後初めて氏神様にお参りすることで、単にお宮参りともいいます。誕生させていただいたことへの感謝と今後の成長を願って、男子は31日目、女子は33日目頃にお参りをし、祝詞を奏上してもらいます。
いかがでしたか?「もっと難しい問題に挑戦してみたい」という方は、ぜひ神社検定にチャレンジしてみてください。
※神社検定の詳細については、下記のサイトをご覧ください。
http://www.jinjakentei.jp
※問題の出典:『第1回神社検定 問題と解説 参級』(扶桑社)、『神社のいろは 神社検定公式テキスト(1)』(扶桑社)
取材・文/オノハルコ(晴レノ日スタヂオ)