医師427人に聞いた【花粉症の方におススメする対策・市販薬・食べ物・飲み物】一挙公開

寒さのピークも過ぎ、日中はコートがいらない日も多くなってきた。そんな気温の上昇と共に、やって来た「花粉症シーズン」。全国的に2月下旬から3月にかけ、平年より気温が高くなる見通しで、それに伴い花粉の飛散も多くなりそうだ。

そこで今回は、医師向けの求人情報などを提供する「医師のとも」が行なった、現役医師の花粉症対策を紹介。今すぐ真似できる対策が集まったので、ぜひ参考にしてほしい!

1、医師がおススメする『花粉症予防・対策』とは?

※複数回答可(無効回答除く)
医師がおススメする『花粉症予防・対策』とは?

花粉を体内に入れないための対策を聞いた。すると最も多くの票数を集めたのは「マスク」で、全体の21.5%を占めた。

「マスク」は金額的負担が少ない割に、花粉が体内に侵入することを防ぐ、保湿効果があるなどメリットも多く、最も有効な花粉症予防・対策のようだ。

「その他」の回答の中には、「服についた花粉を払う」「目の洗浄」「まずは花粉症かどうか検査する」「禁煙する」「アルコールを控える」などがあった。

2、医師がおススメする『花粉症の市販内服薬』とは?

※複数回答可(無効回答除く)
医師がおススメする『花粉症の市販内服薬』今はドラッグストアなどでも花粉症の内服薬は手に入る。しかし、種類が多く、どれを選べばいいか迷う人も多いだろう。

今回の調査で医師に人気だったのは「アレグラFX」で、全体の約4割にものぼった。

しかし、医師・歯科医師の見解から体質改善など根本的な治療を薦める意見が多く、4位に「特になし」、5位に「薬は使用しない」などの回答も多かった。

3、医師がおススメする『花粉症の治療法』とは?

※複数回答可(無効回答除く)

3、医師がおススメする『花粉症の治療法』とは?

では、実際に医師が実践している花粉症の治療法は何なのか。最も多かったのは「内服薬の使用」で全体の38.6%を占めた。また薬に頼らず「マスク・メガネの着用」「外出を控える」といった、治療法というよりは予防に重きをおいている人も多かった。

「その他」の回答としては、「サプリ摂取」「ビタミンD摂取」「運動」「後鼻神経切断術などの外科手術」「出来ることは全てやる」などがあった。

4、医師がおススメする『花粉症対策の食べ物・飲み物』とは?

※複数回答可(無効回答除く)

~食べ物編~

医師がおススメする『花粉症対策の食べ物・飲み物』とは?食べ物

~飲み物編~

医師がおススメする『花粉症対策の食べ物・飲み物』とは?飲み物

食べ物・飲み物の両分野で全体の65%以上を占め、断トツ1位は「特になし」だった。

“花粉症には○○が効く!”など、花粉症に効果的な食べ物・飲み物についてのウワサは絶えないが、「明らかに有効といえるものはない」という意見が多いようだ。

しかし、どちらも2位にヨーグルト系がランクインしているのは気になるところ。“もしかしたら少しは良くなるかも…”と淡い期待を胸に、試してみる価値はあるかも!?

今回の調査結果は、あくまで“おススメ”の治療法であって、票が多いからといって患者全員に効果があるとは限らない。まずは専門家である医師に相談し、自分に合った治療法を見つけていくことが大切だという。

そろそろ鼻がムズムズしてきた、くしゃみが止まらないなど、花粉症にお悩みの方々。今回の結果を参考に、ツライ時期を乗り越えましょう!

文/鳥居優美

 

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