水戻し不要！「切干大根」で作る10分おかず【管理栄養士が教える減塩レシピ】

切干大根とツナの和え物

【材料】（１人分）
切干大根　10g
ツナ水煮缶　小1/2缶
乾燥わかめ　小さじ１
★酢　小さじ１
★砂糖　小さじ1/2
★鶏がらスープの素　小さじ1/4
★ごま油　小さじ1/2

【作り方】
１．切干大根はたっぷりの水につけて揉み洗いし、水気を切り、耐熱容器に入れる。
２．切干大根がかぶるくらいの水（分量外）を入れてふんわりラップをして、600Wの電子レンジで２分加熱する。冷水にとり、冷ましたら水気を切る。

３．乾燥わかめは水で戻して水気を切り、ツナ缶は汁気を切り、それぞれ１のボウルに入れる。

４．★の調味料を和えて完成。

切干大根は軽く洗い、電子レンジで加熱することで戻す時間を短縮して調理することができます。
あまり加熱しすぎると食感が悪くなってしまうため、注意してください。
同じく乾物のわかめも使用して、手軽にできるレシピです。

切干大根には食物繊維が多く含まれています。
今回のレシピで使用した切干大根10gで、2.1gの食物繊維が摂れます。
少量でも１日の食物繊維目標量の約1/9を補うことができる、優れた食材です。
便秘予防や腸内環境を整えるためにも、積極的に取り入れましょう。

食塩相当量：0.5g

＊　＊　＊

切干大根は戻すと４倍くらいの量になります。
今まで煮物くらいでしか料理に登場しなかったご家庭も、この機会にさまざまな料理にチャレンジしてみてくださいね。

文／矢崎海里（やざき・かいり）
管理栄養士やフードスペシャリストなどの資格を生かし、企業で働く傍ら、Webメディアでも活動。おいしく食べて健康になれるごはんを研究中。