皆さんは、漢方薬と聞くとどんな印象がありますか? 「苦いけど体によさそう」「葛根湯は知っているけど……」など、「そもそも漢方ってどんなもの? 」と思っている方も多いのではないでしょうか。

そんな基本的な漢方に関する疑問や基礎知識を、漢方の専門家にわかりやすく解説してもらいます。 第34回のテーマは、「喉に効く漢方薬」です。あんしん漢方(オンラインAI漢方)の薬剤師、竹田由子さんに教えてもらいました。

喉の不調は大きく3種類

西洋医学と東洋医学では、根本的に考え方が違い、たとえば風邪(かぜ)は西洋医学だとウイルス性の感染症ですが、東洋医学では外邪(がいじゃ)によるものと考えられています。

外邪にも種類があり、大きくわけて「寒邪(かんじゃ)」「熱邪(ねつじゃ)」「燥邪(そうじゃ)」の3種類があります。これらの外邪は、喉の不調にも影響を及ぼします。

今回は、これら3つの外邪の特徴や、対処法を解説します。


1.寒邪(かんじゃ)

寒邪は、文字通り寒さが邪気に変わったものです。冬場だけでなく、冷房の効きすぎた室内でも寒邪は影響を強く及ぼします。

寒邪が体内に入ると、喉の不調の原因だけでなく、皮膚や筋肉が冷えたり、硬くなったりします。


2.熱邪(ねつじゃ)

熱邪は真夏の暑さなど、熱の影響によるものです。まるで火のように上に向かう性質があるため、体の上部に影響が出やすくなります。

汗を必要以上にかくので水分が不足し、喉の渇きの原因になるほか、発熱、頭痛なども引き起こす要因になります。


3.燥邪(そうじゃ)

燥邪は、乾燥した環境や秋の季節による外邪です。体に必要な津液(しんえき、血以外の水分)を奪うことで、潤いが失われ、体は乾燥するようになります。

喉だけでなく、目鼻も乾燥し、症状がひどくなると咳や喘息の原因にもなるのです。


喉の不調に効く漢方薬

西洋医学では対処しにくいこれらの外邪の症状も、漢方薬なら対処しやすく、病気になる前の状態である未病や、病気になりたての状態を改善できます。

寒さ(寒邪)が原因の場合には、血流を改善することで、熱を作る機能を回復させる漢方薬が選ばれます。

また、暑さ(熱邪)や乾燥(燥邪)が原因の場合には、水分の巡りを良くすることで、汗と一緒に熱を出したり、水分を巡らせることで体を潤わせる漢方薬などが選ばれます。

加えて、鎮痛効果などがある漢方薬もあり、喉の痛みなどを緩和することもできるでしょう。

漢方薬は、喉の不調の原因にはたらきかけたり、症状の緩和にはたらくことにより、すみやかな回復を助けます。

外邪に対処できる漢方薬で、喉をケアしていきましょう。寒邪、熱邪、燥邪それぞれに効く漢方薬をご紹介します。

1.寒邪に効く漢方薬

■桂枝湯(けいしとう)
寒気を感じる風邪のひきはじめに用いられる基本の漢方薬です。体力中程度以下の方から使用できます。桂枝湯に葛根と麻黄を加えたものが、葛根湯です。


2.熱邪に効く漢方薬

■白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)
体にこもった熱を冷まし、喉の渇きやほてりを和らげて改善します。また、かゆみや多尿にも対処できます。比較的体力がある方向けの漢方薬です。


3.燥邪に効く漢方薬

■生脈散(しょうみゃくさん)
体の津液が不足した場合に、乾きを癒してくれます。喉の乾きだけでなく、脱水傾向の人に向いています。体に潤いを与え、倦怠感の回復にも役立ちます。


漢方薬は体質との相性で正しく選ぼう

漢方薬にとって大事なのは、体との相性です。どんな優れた漢方薬でも、体質にまったく合っていない漢方薬では効果が十分に発揮できません。

漢方薬を基礎から学んだ医師や薬剤師のような漢方薬のプロなら、あなたに本当に適切な漢方薬を処方してくれます。

「もう少し気軽に漢方薬を使ってみたい! 」という方におすすめなのが、あんしん漢方というオンラインサービスです。専門の医療チームとAIがタッグを組み、患者さんの体質や傾向をしっかり分析したうえで最良の選択肢を提案してくれます。

注文から処方までスマホだけで完結できるので、非接触で漢方薬を服用できるのも大きな利点。今まで漢方薬を使ったことがない人でも、すでに漢方薬を使っている人でも、より便利に漢方薬で健康を実現できるサービスです。

●あんしん漢方:https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=221432a9sera0109

喉の不調の原因である外邪に漢方薬で打ち勝とう!

喉の不調の原因は、体の外からやってくる邪気、外邪です。寒邪、熱邪、燥邪など、様々な外邪が存在しますが、喉の不調の原因になっている外邪を払うことで、体の不調も改善できます。

漢方薬を賢く使いながら、体調を崩さないように日々を健康的に過ごしていきましょう。

さて、次回は「肌に効く漢方薬」です。ぜひご覧ください!

<この記事を書いた人>


あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師
竹田由子
元漢方・生薬認定薬剤師。大学院で臨床薬学を専攻、日米で病院研修を受ける。病院薬剤師として10年間入院患者を担当しながら、化学療法・医薬品情報担当としても活動する。
患者さんから「本音を話しやすい」と言われ関わるうちに、日常のセルフケアの大切さを痛感。転居後は薬局に勤務する傍ら、ライターとしても活動する。病院時代の上司が漢方好きで、漢方の凄さを体感し魅了され「日常の不調はまず漢方」と生活している。
現在は、漢方のプロがAIを活用して自分に適した漢方薬を選びお手頃価格で自宅に郵送してくれる「あんしん漢方」でも情報発信をしている。

●あんしん漢方(オンラインAI漢方):https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=221432a9sera0109

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