82.3%の医師が健康目的で紅茶を飲むことがあると回答
皆さんは普段どのような飲み物を嗜んでいますか?
コーヒーや緑茶、ハーブティー、天然水……さまざまあると思いますが、紅茶が大好きで毎日飲んでいるという方もいらっしゃるでしょう。
紅茶にはたくさんの種類がありますが、日本で好まれているのはセイロンティーやダージリンティーあたりでしょうか。
コンビニやスーパーなどにも、ストレートティー(加糖・無糖)やレモンティー、ミルクティーをはじめ、さまざまな紅茶飲料が販売されている身近な飲み物ではありますが、コーヒーや緑茶に肩を並べる“主役”とまではなり切れていないかもしれません。
でも、実は紅茶には健康に良いとされる成分がたくさん含まれていることをご存じですか?
そこで今回、毎日の身体と心をサポートする『とろみ紅茶』(https://item.rakuten.co.jp/sawaicoffee-tea/i-t-trm-01-c/)を販売する株式会社澤井珈琲(http://www.sawaicoffee.co.jp/)は、全国の医師を対象に、「紅茶と健康」に関する調査を実施しました。
健康の観点から、紅茶に秘められた力について探っていきましょう!
ズバリ、8割の医師が紅茶をオススメ!
普段あまり紅茶は飲まない、という方もいらっしゃるかもしれません。
紅茶はそんな方にもオススメできる飲み物なのでしょうか。
「紅茶を飲む習慣のない方へ、継続して飲むことを勧めたいと思いますか?」と質問したところ、8割の方が『はい(81.5%)』と回答しました。
多くの医師が紅茶を継続して飲むことをオススメしていますが、なぜ習慣的に紅茶を飲むと良いのでしょうか。「紅茶」の持つ秘められた力について、詳しく深く掘り下げて調査していきたいと思います。
具体的にどんなメリットがあるの? 紅茶の効果、効能
紅茶について医師がオススメしているということは分かりましたが、紅茶を飲むと具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。
そこで、「紅茶を飲むことで期待できる効果は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『抗酸化作用(42.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『がん予防(34.5%)』『リラックス(28.4%)』『動脈硬化、高血圧予防(26.4%)』『抗菌(23.9%)』『風邪予防(19.0%)』『利尿作用(17.9%)』と続きました。
抗酸化作用やがん予防、リラックス効果などが期待できるとのことです。
具体的な効果やメリットをお聞きしました。
紅茶の持つ効果や効能とは?
・紅茶のフレーバーによるリラックス効果で副交感神経が働き、身体を回復モードにさせる(30代/女性/福岡県)
・紅茶に含まれる成分には抗酸化作用があり美肌効果が期待できる。また、香り高いためリラックス効果があり結果的にストレスを溜めない生活習慣になる(30代/男性/千葉県)
・紅茶には高い抗酸化作用があり、新陳代謝を上げる効果もある(50代/男性/神奈川県)
・紅茶の主成分は、がん細胞が血管に接着するのを阻害する働きがあり、加えて脂肪の燃焼を助ける効果があることが認められている(50代/男性/奈良県)
などの回答が寄せられました。
紅茶文化が根付いているイギリスの研究によると、紅茶にはがんを抑制する効果があることが分かっています。
他にもさまざまな健康効果が期待できますが、リラックスといった効果は普段あまり紅茶を飲まない方でもすぐに実感できるのではないでしょうか。
紅茶の健康成分は? 効果が期待されるのは、カテキン(タンニン)やポリフェノール!
紅茶には抗酸化作用などの健康効果が期待できることが分かりましたが、どのような成分がどのように健康と結びつくのでしょうか。
そこで、「紅茶に含まれる主な成分で、特に体への良い効果が得られるものは何ですか?」と質問したところ、『カテキン(タンニン)(38.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『ポリフェノール(25.0%)』『テアニン(アミノ酸)(19.9%)』『カフェイン(15.9%)』と続きました。
紅茶の持つ健康成分の中でも、カテキン(タンニン)やポリフェノールが特に良いようです。
それらの成分によってどのような健康効果が得られるのでしょうか。具体的にお聞きしました。
それらの成分によって得られる健康効果とは?
・カテキンは風邪やインフルエンザを予防する。ポリフェノールはコレステロール値が上昇するのを抑える。また、がん予防といった効果も期待できる(30代/男性/大阪府)
・紅茶色素テアフラビンといって、茶葉のポリフェノールが酵素によって酸化されると、抗菌性の強い色素となることが分かっています(30代/男性/千葉県)
・健康効果は緑茶と大体同じですが、緑茶よりも紅茶の方が酸化されやすい成分が少ないです(40代/女性/静岡県)
・ポリフェノールは血中コレステロールを減少させ、動脈硬化の予防に役立つ(50代/男性/岡山県)
などの回答が寄せられました。
紅茶に含まれるカテキン(タンニン)やポリフェノールといった成分は、風邪の予防や血中のコレステロール値を減少させる効果があるようです。
これらの健康成分は緑茶にも含まれていますが、無発酵茶である緑茶に比べて完全発酵茶である紅茶ポリフェノールは、より高い抗酸化作用が期待できるとのことです。
どれくらいのペースで紅茶を飲むのが良いの? 飲用以外の活用法も!
ここまでの調査で、紅茶にはたくさんの健康成分が含まれていることが分かりました。
では、どのくらいの量を摂取すると良いのでしょうか。
そこで、「どれくらいのペースで紅茶を飲むのが良いですか?」と質問したところ、『1日1杯(42.4%)』『2,3日に1杯(25.8%)』『週に1杯(17.1%)』『1日2,3杯(12.0%)』『1日4杯以上(2.7%)』という結果となりました。
1日に1杯、または2,3日に1杯程度がちょうど良い量とのことです。
具体的な理由についてお聞きしました。
なぜそのペースが良い?
・カフェインを含みますので一度に多量に摂取することは避けてほしいです(20代/女性/千葉県)
・摂取しすぎるのも良くありませんが、継続して飲むと効果的です(20代/女性/神奈川県)
・タンニンを過剰摂取すると鉄分の吸収が阻害されるから(50代/男性/東京都)
・1日に1回くらいは紅茶を飲んでホッとするのもいいと思います(50代/男性/神奈川県)
などの回答が寄せられました。
いくら健康成分が多く含まれているからといって飲みすぎは禁物。
“過ぎたるは及ばざるが如し”とのことです。
では、飲む以外で紅茶を利用する方法には、どのようなものがあるのでしょうか。
「飲むこと以外で勧めたい、紅茶の活用方法はありますか?(複数回答可)」と質問したところ、『うがい(38.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『スキンケア(22.6%)』『風呂(20.5%)』『脱臭、芳香(18.5%)』と続きました。
少しもったいないかもしれませんが、紅茶でうがいをすると良いとのことです。
紅茶なのでうっかり飲んでしまっても問題ありませんから、お子さんなどにも良いかもしれませんね!
結論! 紅茶は健康的な飲み物? 実際に紅茶を愛飲する医師も
ここまでの調査で、紅茶の持つさまざまな健康効果や成分が明らかになりました。
では、“医師”としての立場から総合的に評価した場合、本当に紅茶は健康に良い飲み物といえるのでしょうか。
そこで、「紅茶を飲むことで、身体の健康のために良い効果は得られますか?」と質問したところ、8割以上の方が『はい(84.8%)』と回答しました。
8割以上の医師が「紅茶は健康に良い」と自信を持ってオススメしました。
……ところで、医師自身は健康を目的として紅茶を飲むことはあるのでしょうか。
最後に「ご自身で健康のために紅茶を飲むことはありますか?」と質問したところ、8割の方が『ある(82.3%)』と回答しました。
実に5人中4人もの医師が、健康目的で紅茶を飲むことがあるようです。
実は万能ドリンクかも!? 紅茶を飲むことで健康に良い効果はたくさん!
今回の調査で、紅茶が持つ健康効果が明らかになりました。
紅茶に含まれるカテキン(タンニン)やポリフェノールには高い抗酸化作用があり、がん予防や風邪予防、リラックス効果といったさまざまな健康効果が期待できることが分かりました。
もしかすると、紅茶は万能ドリンクかもしれません。
ただし、いくら良いといっても過剰摂取は禁物。
目安としては、大体1日に1杯程度から2、3日に1杯程度がちょうど良い量とのこと。
そしてポイントとなるのが、「継続して飲む」ということでした。
普段あまり紅茶を飲まないという方は、ちょっと休憩したい時やホッと一息入れたい時に、コンビニや自販機で手に入る手軽な紅茶飲料から始めてみるのも良いでしょう。
皆さんもこれを機会に、紅茶を日常生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
調査概要:「紅茶と健康」に関する調査
【調査期間】2022年3月8日(火)~2022年3月9日(水)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1019人
【調査対象】医師
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ