国際コンテストで認定!世界の「本物オリーブオイル」16選

文/編集部

日本人の食事にもすっかり融けこんできた感のあるオリーブオイル。ドレッシングとしてサラダや食材にかけたり、あるいは焼く・煮る・揚げるといった調理の主役として、オリーブオイルの活躍するシーンは非常に多岐にわたっている。

しかし市販されているオリーブオイルのなかには、“まがいもの”もかなり含まれているのが現実だ。たとえば最上級のオリーブオイルである「エキストラバージンオリーブオイル」は、現在日本で流通している輸入品の実に8割が、国際規格を満たしていない低品質の“偽物”なのだそうだ(参考:多田俊哉著『そのオリーブオイルは偽物です』)。

そんな中、真に価値ある「本物オリーブオイル」を認定しているのが、日本オリーブオイルソムリエ協会®が主催している世界有数の国際オリーブオイルコンテスト『OLIVE JAPAN(オリーブ・ジャパン)』®だ。

今回は同イベントの公式イヤーブック『オリーブオイルで絶品!肉料理』(小学館)で紹介されている、正真正銘の本物オリーブオイルを16本、一気に紹介しよう。

『オリーブオイルで絶品!肉料理』(著/日本オリーブオイルソムリエ協会、本体1,200円+税、小学館)

■1:ディエボレ・ノッチェラーラ(イタリア)

赤ワイン「キャンティ・クラシコ」でも有名なトスカーナの名家が産するオリーブオイル。イタリア南部バジリカータ州で栽培するノッチェラーラ種を使用し、スパイシーで緑のアロマを強く感じる。オリーブジャパン®2016で最優秀賞を受賞。オリーブオイルの輸入販売に力を入れている芸能事務所アミューズ社の「感動オリーブオイル」シリーズの一本。(輸入元:アミューズ

■2:パラシオ・マルケス・デ・ヴィアーナ(スペイン)

オリーブの聖地アンダルシアで生まれた、ブレンドオイルの特別な逸品。ピクアル種とアルベキーナ種に、3000年前から自生していた希少なロイヤル種をブレンド。絶妙なバランスとハーモニーは、いろいろな料理の仕上げに最適。(輸入元:アミューズ

■3:カサ・デ・サント・アマロ・プレステージ(ポルトガル)

開封した瞬間に広がる完璧なアロマが衝撃的な一本。地域原産のコブランソーサ種、ベルディアル種、トランスモンタナ種、マドゥラル種の4種をブレンド。グリルした肉やチョコレート系デザート、オレンジやパイナップルなど果物に最適。オリーブジャパン®2016では初出品で最優秀賞を受賞。(輸入元:アミューズ

■4:オロ・デル・デシエルト・ピクアル(スペイン)

アンダルシアが誇る至宝オイル。刈り立ての若草を思わせるさわやかな香りとフルーティでコクのある味わいのピクアル種はスペインでも人気。朝からパンにたっぷりかけて食べるのがスペイン流だ。(輸入元:レイナ

■5:インティーニ・ビオ・コラティーナ(イタリア)

コラティーナ種ならではの強烈な苦みと辛みが刺激的な、世界遺産アルベロベッロで作られたオイル。マグロやカジキのカルパッチョ、グリルした野菜や魚、塩味と酸味の効いた天然酵母パンなどとよく合う。(輸入元:フリームズワーク

■6:メルガレホ・オヒブランカ・プレミアム(スペイン)

オヒブランカ種ならではのエレガントで甘みのある香りが特徴。ソテーした野菜にも、ステーキにもよく合う。香り付けとしてジントニックに1杯いれて飲むのもよいという。(輸入元:オリーバル

■7:カスティージョ・デ・カネナ ファースト・デイ・オブ・ハーベスト ピクアル種(スペイン)

収穫初日に摘んだ実だけでつくった究極の早摘み初搾りオイル。はつらつとした香りは青リンゴや青バナナ、アーモンドを思わせ、食べるとトロッとした甘みと、ほどよい苦みも感じられる。トマトを使った料理や焼き野菜にぴったり。(輸入元:ユーロパス

■8:東洋オリーブ 小豆島産エキストラバージンオリーブ油(早摘み)

スペイン産に負けない小豆島産オリーブ100%の早摘み辛口オイル。(製造元:東洋オリーブ

■9:プロフーミ・ディ・カストロ・コラティーナ(イタリア)

ハーブの香りがかぐわしい、イタリア南部のオーガニックオイル。若いコラティーナ種を使い、ミントやセージ、ローズマリーなどのハーブに、アーティチョークのようなふくよかさを合わせた良い香りを漂わせる。赤身肉のステーキやメカジキのグリルなどに、食べる直前にかけて味わいたい。(輸入元:オピュレンス

■10:モンテローザ・ベルディアル(ポルトガル)

すがすがしいアロマが個性的な、植物のスペシャリストがつくるオイル。ベルディアル種ならではの、新緑や青いバナナを思わせるすがすがしい個性的なアロマが漂う。苦みや辛さが少ないので、サラダやパン、ジャガイモなどの冷製スープにぴったり。(輸入元:小林桂

■11:イル・モリーノDOPトゥーシア(イタリア)

イタリア・ラツィオ州の丘を吹き抜ける乾いた風が育んだ、骨太なオイル。カニーノ種を使い、ミントや青リンゴ、緑茶やハーブの複雑なアロマが力強い。サラダのドレッシングや焼いた肉、野菜、スープなどに合う。(輸入元:アミューズ

■12:フラントイオ・グローブ(アメリカ)

肥沃なシリコンバレー産のオリーブオイル。手間のかかるフラントイオ種を使い、熟す前の青くて若い実を使って風味の強いオイルに。辛みと苦み、甘みのハーモニーを長く楽しめる。リゾットなどお米を使った料理にもよく合う。(輸入元:アミューズ

■13:エル・ドラード・ブラックレーベル(スペイン)

オヒブランカ種を中心に、年によってピクアル種をブレンドした、辛さと甘みの絶妙なバランスが楽しめる一本。青々しい若草とさわやかなハーブの強い香りが特徴で、フルーティーさもある。強すぎない苦みが心地いい。温野菜や肉料理、クリームシチューなどにかけるだけでハーブの香りを添えられる。2017年のオリーブジャパン®で最優秀賞を受賞。(輸入元:アミューズ

■14:天草スペシャルブランド・ブラック(日本)

スペイン産アルベキーナ種のエキストラバージンオイルをベースに、天草産の8種類のオリーブをブレンド。ハーブのような青々しさに加え、丸みや甘さも感じられるバランスのよいオイル。(製造元:九電工

■15:ゴヤ・ウニコ(スペイン)

1年に1度しか作られないプレミアムなオリーブオイル。フルーティーさの中に、刈り取ったばかりの鮮烈な草の香りがする。新鮮な生野菜や、肉料理や魚料理に合う。ポン酢と合わせたタレはしゃぶしゃぶにもおすすめ。(輸入元:イマイ

■16:サンチャゴ・プレミアム(チリ)

自然豊かなオリーブの新天地から生まれた南米チリのナンバー1オイル。フレッシュでフルーティ、まろやかな苦みと辛みのあとに、アーモンドのような風味が残る。魚介のマリネやタコのアヒージョなどにおすすめ。(輸入元:ケータック・プランナーズ

*  *  *

以上、「OLIVE JAPAN」®公式イヤーブック『オリーブオイルで絶品!肉料理』(小学館)で紹介されている16本の「本物オリーブオイル」をご紹介した。

同書には、オリーブオイルソムリエ®の2人のシェフが提案する、各オイルにあった絶品の肉料理の数々が、レシピとともに紹介されている。オリーブオイル好きなら、ぜひ手にとっていただきたい一冊だ。

【参考文献】
『オリーブオイルで絶品!肉料理 国際オリーブオイルコンテスト「オリーブジャパン」2016-2017
(著/日本オリーブオイルソムリエ協会、本体1,200円+税、小学館)
https://www.shogakukan.co.jp/books/09103879

文/編集部

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