全国各地で愛される、郷土色たっぷりの「ご当地ラーメン」「ご当地鍋」TOP10

北から南まで、日本にはその地域の特色を生かしたラーメンや鍋料理があり、世代を問わず親しまれています。株式会社リクルート（https://www.recruit.co.jp/）では、「現地で食べたい！ご当地ラーメン」と「ユニークなご当地鍋」についてのアンケートを実施しました。全国各地で楽しめる有名なものから、その土地に行かなければ味わえない、まさに“ご当地もの”までとさまざまで、いますぐ食べてみたくなること必至です。

現地で食べたい！　ご当地ラーメンTOP10

国民食といわれるラーメンですが、地域ごとに味や具材もさまざまです。その土地の味が楽しめるので、全国のラーメンを味わう旅なども楽しそうですね。

【調査概要】
インターネット調査
調査時期：2023年11月15日（水）～2023年11月17日（金）
調査対象：47都道府県在住20代～50代男女
有効回答数：1,041名（複数回答）
（『じゃらん』掲載情報を中心にピックアップしたご当地ラーメンの中から、現地で食べてみたいと思うものを３つまで選択）
※紹介している内容は2024年１月５日時点の情報です。

１位：博多ラーメン【福岡県】

旨味たっぷりの白濁した豚骨スープにコシのある細いストレート麺が特徴の博多ラーメン。豚骨のみを長時間炊き出して作るスープは、骨のコラーゲンなどが溶け出したこってり味で、麺は「やわ」「普通」「かた」「ばりかた」「針金」から、好みの硬さをオーダーできます。

２位：函館ラーメン【北海道】

函館ラーメンは透明度の高いスープが特徴の塩ラーメンで、出汁は豚骨や鶏ガラが多く使われていますが、脂分が少なく、臭みのない繊細な味わいです。弱火でじっくりと煮出した滋味深いスープとのど越しのいいストレート麺との相性は抜群！

３位：喜多方ラーメン【福島県】

喜多方ラーメンは「平成の名水百選」に選ばれたおいしい水を使用して打たれた、ツルツル、モチモチの平打ち太麺が特徴です。市内にはラーメン店が100軒ほどあり、朝ご飯にラーメンを食べる“朝ラー”文化も浸透しているため、市内には朝早くからオープンしている店が多く、旅の朝食として味わえるのも魅力です。

４位：旭川ラーメン【北海道】

動物系と魚介系をブレンドしたダブルスープの醤油ベースが主流で、煮干しや昆布の出汁によって、さっぱりとした後味なのが旭川ラーメン。冷めにくくするためにスープにラードを加えるなど、北国ならではの工夫が感じられる一品です。

５位：新潟濃厚味噌ラーメン【新潟県】

新潟濃厚味噌ラーメンは赤味噌ベースの濃いスープが特徴で、コクのある動物系出汁の旨味がぎゅっと溶け込んでいます。この味噌スープを別の器で提供されるカツオ出汁や鶏ガラスープなどの「割りスープ」で薄めて“味変”をするなど、自分好みの味に変えることができるのも新潟濃厚味噌ラーメンならではの楽しみ方です。

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豚骨や醤油などのスープ、平打ち麺、ちぢれ麺、ストレート麺など、組み合わせ次第で無限に広がるラーメンのバリエーション。６～10位も、気になる個性的なラーメンがランクインしました。

ユニークなご当地鍋TOP10

アンケートでは「冬によく食べるグルメ」で約70％が「鍋料理」と回答するほど冬に恋しくなるグルメのひとつ。好きな鍋料理では「すきやき」や「もつ鍋」「水炊き」などが挙げられますが、今回は「ユニークだと思うご当地鍋」をご紹介します。

【調査概要】
インターネット調査
調査時期：2023年12月６日（水）～2023年12月８日（金）
調査対象：47都道府県在住20代～50代男女
有効回答数：1,034名（複数回答）
（『じゃらん』掲載情報を中心にピックアップしたご当地鍋の中から、ユニークだと思うものを３つまで選択）
※紹介している内容は2024年１月18日時点の情報です。

１位：どじょう鍋【東京都】

江戸の郷土料理として親しまれていたどじょう鍋は、どじょうを煮た鍋料理で、うなぎに負けないスタミナ料理としても知られています。どじょうをまるごと料理した「丸鍋」、開いたどじょうを割り下で煮込んで卵でとじた「柳川鍋」などがあります。

２位：ねぎま鍋【東京都】

ねぎま鍋は漢字で「葱鮪鍋」と書くネギとマグロを使った鍋料理で、俳句の季語にもなるほどの歴史を持つ江戸の郷土料理です。醤油と酒、ダシ汁にみりんなどで割り下を作り、ネギを煮ている上にマグロをのせて食べます。

３位：美酒鍋【広島県】

広島県西条市の老舗酒蔵で考案された美酒鍋。そのまま飲んでもおいしい日本酒を贅沢に使って仕立てた、酒の旨みが詰まった鍋料理です。味付けはシンプルに塩と胡椒と酒だけ。加熱でアルコールが抜けるので、世代を問わず食べることができます。

４位：ちりとり鍋【大阪府】

ちりとりに似た鉄板に、ホルモンや牛肉、たっぷりの野菜を煮込んで食べるピリ辛風味の鍋料理です。主に大阪で好まれていて、おいしいちりとり鍋が味わえるお店も多くあります。ピリ辛のタレが食欲をそそり、お酒も進む一品です。

５位：しし鍋（しし汁）【石川県】

海の幸だけでなく山の幸も豊富な石川県ですが、熊肉を入れたしし鍋は山の幸を堪能できる郷土料理のひとつです。熊肉の臭みを消す効果のある味噌、ススタケなどの山菜や根菜類と一緒に煮込み、コラーゲンたっぷりの熊肉を楽しめます。普通、しし鍋は猪肉を使いますが、熊肉を使用する珍しい鍋です。

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具材に地域性が現れやすいのが鍋料理かもしれません。６～10位も郷土色が強く、興味深い鍋料理が並んでいます。ちなみに、８位の「桜鍋（東京都）」は馬肉を味噌仕立てで煮て、すきやきのように卵に浸して食べる鍋料理です。10位の「じゅんじゅん（滋賀県）」は、牛肉や鶏肉、ウナギ、ナマズなどの湖魚を季節の野菜、豆腐、麩などと共にすきやき風に味付けしたものです。名前の由来は、割り下を入れるときに“じゅんじゅん”という音がすることと、食材を“順々（じゅんじゅん）”に入れるからという２つの説があるそう。

※おでかけの際には、ホームページなどで最新の情報を確認してください。
引用元：旅行情報サイト「じゃらんニュース」