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旬の季節に作りたい「国産にんにくのフライドガーリック」レシピ

2023/5/8

写真・文／矢崎海里

にんにくは５月頃から旬を迎え、国産のものが多く流通します。
スタミナ食材として知られていて、さまざまな料理に不可欠ですが、今回はにんにくが旬の時期にぜひ作ってもらいたい、フライドガーリックのレシピをご紹介します。

レシピといっても揚げるだけで特別な材料は不要。
サラダやパスタ、肉料理などのアクセントにおすすめです。
にんにくを揚げる際に使用するオリーブオイルも、ガーリックオイルとして楽しめるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

フライドガーリック

【材料】(作りやすい分量)
にんにく　2個
オリーブオイル　適量

【作り方】
１．にんにくは皮をむき、薄切りにする。

２．鍋に１とオリーブオイルをかぶるくらい入れて、弱火でじっくりきつね色になるまで10～15分揚げる。

３．油をよく切り、冷めたら清潔な保存容器に入れて、冷蔵庫で保存する。

揚げるだけで簡単にできるフライドガーリックは、旬の季節にたくさん作って保存しておくのがおすすめです。
消毒した清潔な容器に入れて、冷蔵庫で１か月ほど保存できます。
サラダやステーキのトッピング、ガーリック炒飯やパスタなど、さまざまな料理に活躍します。
にんにくの芯はそのまま調理すると焦げてしまう原因となるため、取り除きましょう。
最初ににんにくの上下を少し包丁で落として、爪楊枝で押し出すように芯を取り、スライスすると簡単に下処理できます。
色がついてきたらあっという間に焦げてしまうので、じっくり弱火で、目を離さないよう注意が必要です。

ここからはこの季節におすすめの、フライドガーリックを使ったレシピをご紹介します。

かつおのたたきカルパッチョ

【材料】(２人分)
かつお（たたき）200g
玉ねぎ　1/4個
★オリーブオイル（フライドガーリックを揚げたもの）　大さじ1
★バルサミコ酢　大さじ1
★醤油　大さじ1/2
★砂糖　小さじ1
フライドガーリック　適量
青ねぎ（小口切り）　適量

【作り方】
１．かつおは食べやすい幅に切る。玉ねぎは薄切りにして水にさらし、水気を切る。
２．★の調味料を混ぜる。

３．うつわに１を盛り付けて、２をかける。フライドガーリックと青ねぎを散らして完成。

かつおのたたきは生にんにくのスライスやおろしにんにく、にんにく醤油など、にんにくで食べることが多い魚です。
今回はフライドガーリックを使用してカルパッチョ風にアレンジしました。
ソースにはフライドガーリックを作る際のオリーブオイルを活用。
トッピングのフライドガーリックは噛むことでにんにくの風味が香り、料理のアクセントになります。
バルサミコ酢の芳醇な味わいともよく合います。

エネルギー：195kcal
食塩相当量：0.8g