世界最高峰の食の都・京都。表通りでなく、一歩足を踏み入れた路地裏に、地元の人が通う小体で旨い店はある。その中でも、とりわけ新しくて、あまり知られていない食事処を選りすぐった。

最新美味処「京都は小体な店ほど面白い」

出汁の旨味でワインを飲ませる 温故知新の和洋食が魅力

ラクイイッカイ(下京区白楽天町)

秋サンマを、茄子と生姜のソースでさっぱりと味わう「サンマの前菜 焼き茄子と生姜ソース」1700円。紅芯大根と白葱も香味を添える。

ビジネス街の四条烏丸で幅広い層に支持されるのがこの店。「出汁料理とワイン」という組み合わせの妙がその理由のひとつだ。

たとえば、揚げ出し料理は、和の出汁、豚骨出汁、その日の出汁(フレンチや中華など)から選ぶ仕組み。和から洋、中華、アジア料理まで、味の幅が広いのだ。

鹿肉のロースト3000円。丹波しめじや栗、マッシュルームなど秋の野菜と。赤ワインは、グラス880円~。

店主の羅久井一介(らくい・いっかい)さん(39歳)は飲食企業に就職し、京都のイタリアンやカフェ、バーなどで経験を深め、新店舗開業への道を辿った。

「同世代の料理人も多く、飲食店の未来をよく話し合いました」と言う。そんななかで生まれたのが、「出汁で飲む」ことだった。

イチジクを揚げて和の出汁をかけ、シェーブルチーズ(やぎ乳のチーズ)、生ハムを添えた料理もそんな一品。甘酸っぱいイチジクに出汁の旨味、コクのあるチーズや生ハムの塩味が、上手くからまる。ローストビーフなど王道のビストロ料理や酒肴も豊富で、一度では、食べたいものすべては食べきれないほどだ。

イチジクの揚げ出し1100円。イチジクに衣をつけて揚げ出しにし、生ハム、シェーブルチーズ、鰹節を散らした和洋の風味を味わえる一品。
ソムリエの資格も持つ羅久井一介さん。サービスの腕も一流だ。サンマに合うイタリアのオレンジワインはグラスで1200円。

ラクイイッカイ

京都市下京区白楽天町502 福井ビル 1階
電話:075・606・5112
営業時間:18時~25時(最終注文24時)
定休日:日曜
交通:地下鉄烏丸線四条駅、阪急京都線烏丸駅より徒歩約3分

 

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※この記事は『サライ』2022年10月号より転載しました。

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