素材を余すことなく使い切り 手作りの美味しさを伝える

リストランテ リンコントロ(奈良市内)

夜の8800円のコースから。手前は鹿肉のロースト。左奥はスパゲッティ、青森のムール貝、帆立貝、フルーツトマトのソース。右奥はサラミ、テリーヌ、生ハム盛り合わせ。

イタリア語で「出会い」を意味する「リンコントロ」。ならまちに祖母の家があったという店主の西岡正人さん(40歳)が、この地で縁を深めたいと8年前に開店。生ハム・サラミの加工やパン・パスタなどすべてを手作りしている。

なかでも野生の鳥獣肉であるジビエ料理に定評がある。奈良市都祁(つげ)の鹿や猪、鹿児島の真鴨など、各地の生産者と繋がり食材を調達、できる限り一頭で仕入れ、解体し骨まで活かしている。

「ジビエのシーズンは冬ですが、夏の雄鹿は青草を食べていて爽やかな味わいです。ジビエ初心者の方に向いていると思います」

と話す西岡さん。獣臭のない鹿肉のローストは、噛みしめるごとに涼やかな脂と肉の滋味が広がる。

また乳清(ホエー)を飼料とする北海道のホエー豚の生ハムや、ほろほろ鳥と奈良のブランド豚・ヤマトポークで作るテリーヌなどは、ほどよい塩味で、爽快なイタリアワインとよく合う。築100年の落ち着いた古民家で、この店でしか出会えないイタリア料理が味わえる。

店主の西岡正人さん、麻美さん夫妻。150本ほどのイタリアワインを麻美さんが管理。料理とのペアリング6000円)もおすすめ。

リストランテ リンコントロ

ならまちの風情に溶け込む店がまえ。

奈良市薬師堂町9
電話:0742・26・8959
営業時間:11時30分~14時30分、18時~22時
定休日:水曜
予算:昼2750円~、夜6600円~ 20席。要予約。

近鉄線近鉄奈良駅から徒歩約20分、JR関西本線・奈良線奈良駅から車で約6分。

撮影/大腰和則

『サライ』6月号の大特集は「新緑の奈良大和路をゆく」。古代の人が、「まほろば」(理想郷)と讃えた奈良の自然の美しさ、『万葉集』に詠まれた史跡や仏閣、ロマンあふれる古代遺跡、美味処を訪ね歩きます。

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※この記事は『サライ』2022年6月号より転載しました。

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