簡単なようで、食感や味わい、形、調理法など、実は個性的な楽しみ方が提案されている日本のプリン。ここでは、老舗から注目の新店まで、全国各地で話題となっている名店の味を厳選して紹介する。

左から「季節のおすすめプリン(いちご)」500円、「季節のおすすめジュレとプリン(マンゴー)」480円、「TOKOROプリン」430円、「TOKOROプリン レトロ」420円、「季節のおすすめジュレとプリン(メロン)」500円、「珈琲ジュレとプリン」450円。(店舗情報:『プルシック』https://plesic.jp/

口福の「お裾分け」にも最適

雰囲気のいい店内で極上の味を楽しみたいところだが、持ち帰りや取り寄せで味わう方法もある。

岐阜にある『プルシック』は、30年前に一世を風靡した『パステル』の「なめらかプリン」の開発を手掛けた所浩史さん(61歳)によるテイクアウト専門店だ。なめらかプリンは、そのなめらかさだけでなく、瓶詰で初めて提供されたプリンともいわれる。

その所さんが岐阜に拠点を構え、提供しているのが、いわばプリンの発展形。プリンの上に旬のフルーツのとろみがあるゼリーをのせたり、チョコレートスフレやチーズケーキをのせたりしている。

「なめらかなプリンを絡めながら、ゼリーやスフレと味わいます。これまでにないプリンの新しい楽しみ方を提案しています」(所さん)

この他、『和光アネックス』1階のケーキ&チョコレートショップでは、なめらかな口当たりの芳醇な味が楽しめる「プディング」が、『私のプリン食堂』では大阪名物のミックスジュースをイメージした「大阪みっくすジュースプリン」なども、自宅で味わえる。

生クリームと卵黄とバニラビーンズの芳醇な味が楽しめる「プディング」540円。(店舗情報:和光アネックス https://serai.jp/gourmet/1044875
上段は「大阪みっくすジュースプリン」420円、下段はなめらかな「プレーンプリン」390円。(店舗情報:私のプリン食堂 https://serai.jp/gourmet/1044897

取材・文/飯島千代子 撮影/山下亮一、高嶋克郎、鈴木暁

 

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