新潟県中央部に位置する加茂市。市内を縦断するように川が流れる地形や風情ある街並みから“北越の小京都”と呼ばれ、江戸時代末期より桐たんすの産地として栄えてきた。この地で昭和22年に創業した桐たんす工房「野本桐函製作所」と、コーヒー機器総合メーカー「カリタ」がコラボレーションして生まれたのが、和の佇まいが心をくすぐる桐のコーヒーミルである。
粉受けのみを備えた「1段タイプ」と、粉受けとストッカーが付いた「2段タイプ」の2種をご用意。どちらも上部の蓋中央のネジを回すだけで粗挽きから細挽きまで挽き目を調節できる。本体には、加茂箪笥協同組合に所属する工場が作った製品にのみ付けることが許されたシリアルナンバーが入る。
「桐は調湿効果が高く、湿気に弱いコーヒー豆の保存にうってつけ。さらに、熟練の桐たんす職人がひとつひとつ丁寧に組み立てて箱の気密性を高めることでコーヒー豆を酸化から守り、挽きたての香りとおいしさを保ちます」と、カリタ営業部の高岡興一氏は語る。
挽いてよし、眺めてよしの絵になるコーヒーミルなら、薫り高いひとときを味わうことができる。
【今日の逸品】
桐のコーヒーミル 銅メジャーカップ付き
野本桐函製作所×カリタ
41,525円~(消費税込み)