体を滑り込ませると、優しい温ぬくもりが全身を包む。原材料に細く柔らかな「ペニーシルク」(家蚕)の繊維を使用、そのなめらかな肌ざわりは、まさに滑るような感触だ。この心地よさを実現するために、原料のシルクの厳選から始まり、織り、洗い、染色、起毛、縫製とそれぞれの工程を、熟練の職人が責任を持って仕上げた。
極細のシルクをゆっくり丁寧に織り上げるので、1日(8時間)に8mしか進まないという。シングルサイズでわずか3枚分である。ゆっくりと織り上げた生地は、起毛専門の職人が何度もブラッシングを加え毛足を整えることで、肌ざわりのよさを極限まで上げていく。このブラッシングが品質を左右するもっとも重要な勘どころで、宝石の研磨のように長い経験がものをいう工程だ。
そんな職人たちが手間をかけて仕上げた一枚。極上のシルク毛布にくるまれると、一日の疲れが溶けていく思いがする。深い眠りを約束してくれるだろう。
【今日の逸品】
極限のシルクの掛け毛布シルクオーラ匠プレミアム
ディーブレス(日本)
37,800円(消費税8%込み)