クルーズの日々を盛り上げてくれるのは豊富なエンターテイメントです。毎日夕方に翌日の情報が書かれた船内新聞「プリンセス・パター」が配られ、この中にさまざまなイベントやショーがいつどこで行われるかという情報が記されています。朝のラジオ体操、ウクレレやフラダンス教室、クラフト教室、ペンシル画教室、卓球トーナメント、カジノ入門、絵画のオークション……。分刻みのスケジュールです。約700人を収容できる劇場では1日数回、一流ダンサーや歌手らによる華麗なショーや、料理ショー、マジックショーなどもあり、見ごたえ充分。
これらのエンターテイメントを仕切っているクルーズ・ディレクターのウォーレン・スミスさんに話を聞きました。
「西洋の文化と東洋の文化のふたつを楽しんでもらえるのがこの客船のいいところです。今回は落語の高座を用意するなど、日本人のお客様に楽しんでもらえるプログラムをたくさん用意していますし、約90名の歌手やダンサーなどエンターテイメントのスタッフが素晴らしいステージを作り上げています。ぜひ、積極的にアクテイビティに参加してクルーズを楽しんでいただきたいですね」と話します。ウォーレンさんはラテンダンサーとして活躍し、2009年からプリンセス・クルーズの一員となりました。1年のうち8か月は海の上での生活をしているそうです。
プログラムの中でも一番人気はフラダンス教室だそうです。覗いてみると皆さん、楽しそうに先生の動きに合わせて、体の動きを覚えていました。