写真・文/矢崎海里
大根を乾燥させて作る切干大根は、手軽に野菜を取り入れることができる、おすすめの食材です。
栄養が摂れるだけでなく、シャキシャキとした食感を楽しめたり、料理のかさましに活躍したりと幅広く活用できます。
長期保存できるので、常備食材としても最適です。
今回は水戻しの手間なく、10分で作れる切り干し大根を使った減塩レシピをご紹介します。
切干大根入り海苔つくね
【材料】(1人分)
鶏ひき肉 100g
切干大根 10g
大葉 2枚
片栗粉 小さじ1
焼き海苔 1/8枚
★醤油 小さじ1
★酒 小さじ1
★みりん 小さじ1
サラダ油 小さじ1/2
【作り方】
1.切干大根はたっぷりの水につけて揉み洗いし、水気を切り、粗く刻む。大葉は千切りにする。
2.1に鶏ひき肉、片栗粉を加えてよく混ぜ、5等分に丸める。四角く切った焼き海苔をのせる。
3.フライパンにサラダ油を熱し、2を両面中火で焼く。
4.火が通ったら弱火にし、★の調味料を煮絡めて完成。
切干大根の食感が楽しい、お弁当にもピッタリの一口つくねです。
切干大根のかさまし効果もあり、ひき肉の使用量を減らしてボリュームアップしています。
切干大根はまずたっぷりの水で揉み洗いするのがポイントです。
目安は20~30回、固い部分がなくなるまでほぐしながら揉んで、汚れや細かいゴミを取り除きます。
揉み洗いした後は、軽く水気を絞って使用しています。
今回は戻さずそのまま使用するのでほどよく食感が残り、鶏ひき肉の旨味も吸っておいしく仕上がりますよ。
食塩相当量:1.0g
【切干大根とツナの和え物。次ページに続きます】