豊かな自然、 独特の風土や料理、 貴重な文化財、 山ではトレッキング、 海ではダイビングと、離島への旅は数多くの魅力が存在する。
そのような離島への旅、数ある離島の中でも、 どの離島を旅行先として選ぶ人が多いのか、 全国の離島が目的地に含まれるツアーを多数催行している阪急交通社の過去1年間の申込者数から算出したランキングをご紹介しよう。
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【全国の離島ランキング】
1位 利尻島(りしりとう)・礼文島(れぶんとう)<北海道>
2位 石垣島(いしがきじま)<沖縄県>
3位 五島列島(ごとうれっとう)<長崎県>
4位 竹富島(たけとみじま)<沖縄県>
5位 軍艦島(ぐんかんじま)<長崎県>
6位 西表島(いりおもてじま)<沖縄県>
7位 屋久島(やくしま)<鹿児島県>
8位 小豆島(しょうどしま)<香川県>
9位 淡路島(あわじしま)<兵庫県>
10位 宮古島(みやこじま)<沖縄県>
対象:阪急交通社による2018年6月1日~2019年5月31日催行のツアー
発着地:発着地問わず
*ツアー名に、対象となる離島名が含まれたツアーを集計対象としています
3位の五島列島は2018年、5位の軍艦島は2015年、7位の屋久島は1993年に、それぞれ世界遺産に登録されています。
特に五島列島は前回調査時(2016年6月1日~2017年5月31日)のランク外から、大きくランクアップしました。
1位は前回と変わらず、利尻島・礼文島。安定した人気を保っています。
1位 利尻島(りしりとう)・礼文島(れぶんとう)<北海道>
■島の面積:約182km2(利尻島)、約81km2(礼文島)
別名「利尻富士」とも呼ばれる利尻山の標高は1,721mで、本格的な登山も楽しめます。その麓にある姫沼は、湖面に利尻山が映る絶景スポットとして人気。島内は湿性植物や高山植物が豊富なので、散策にうってつけです。
また、「花の浮き島」とも呼ばれる礼文島では、300種以上もの高山植物を見ることができ、中でも礼文島の町花となっているレブンウスユキソウの群生地などが有名です。
2位 石垣島(いしがきじま)<沖縄県>
■石垣島の面積:約222km2
石垣島は前回9位からの大幅ランクアップ。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで3つ星を獲得した川平湾では、サンゴ礁やカラフルな熱帯魚を見られるグラスボートや、琉球石灰岩でできた無人島を探索するツアーが人気です。
日中はエメラルドグリーンに輝くビーチですが、夕方には夕日で真っ赤に染まり、夜には満点の星空が広がります。シュノーケリングのナイトツアーに参加すれば、幻想的な夜光虫を見られることも。
3位 五島列島(ごとうれっとう)<長崎県>
■五島列島の面積:約326km2(福江島)、約168m2(中通島)、約37km2(久賀島)、約30km2(若松島)、約23km2(奈留島)など
2018年6月に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として世界遺産に登録されたこともあり観光客が増えている五島列島。圏外から3位にランクアップです。
140もの島からなる五島列島は、潜伏キリシタンが生活していた洞窟や教会などを中心に各島に見どころが満載。また、福江島の高浜ビーチは白い砂浜と澄んだ青い海が美しく、日本の渚・100選にも選ばれています。
4位 竹富島(たけとみじま)<沖縄県>
■竹富島の面積:約5km2
沖縄の原風景が多く残る竹富島は、面積約5km2、周囲約9kmと小さな島ですが、島内を走る水牛車や、白い砂浜に透明度の高い海、赤瓦の古民家など、沖縄ならではの雰囲気を楽しむことができます。島内にはコテージタイプのホテルが複数あり、のんびりと贅沢な時間を味わいたい方に人気となっています。
石垣港から高速船で約10分とアクセスが良く、石垣島から日帰り観光することも可能です。
5位 軍艦島(ぐんかんじま)<長崎県>
■軍艦島の面積:約0.063km2
軍艦島の通称で知られる端島(はしま)は、海底炭鉱によって栄えた島で、島内には炭鉱関連施設や高層アパートがせめぎあうように建てられましたが、閉山と共に無人島となり、島全体が廃墟となっています。
長らく立入禁止でしたが、2009年4月に上陸見学が可能となり、2015年に世界遺産に登録されたことで、国内外から観光客が訪れるようになりました。島内では指定された区域のみ見学が可能で、第三見学場では日本最古の高層鉄筋アパート「30号棟」を見ることができます。
6位 西表島(いりおもてじま)<沖縄県>
■西表島の面積:約289km2
亜熱帯の原生林に覆われた西表島の魅力といえば、マングローブ林やジャングルなどでのカヌーやトレッキングです。また、ナイトツアーでは夜行性の生き物や満天の星空を満喫できるなど、昼間とはまた違った西表島を楽しむことができます。
西表島といえば絶滅危惧種である「イリオモテヤマネコ」が有名ですが、現在100頭ほどしかいないとされ、もし発見した場合には保護活動のために西表野生生物保護センターに知らせてほしいとされています。
7位 屋久島(やくしま)<鹿児島県>
■屋久島の面積:約504km2
世界自然遺産にも登録されている屋久島では様々なトレッキングコースが楽しめますが、中でも有名なのは縄文杉(確認されている中で最大の屋久杉)を目指すコースでしょう。途中には、巨大な切り株に入ってハート型の写真が撮れるというウィルソン株も。
縄文杉に会うには往復10時間、本格的なトレッキングとなるので、自信のない人は初心者向けのコースを選ぶのも良いでしょう。
8位 小豆島(しょうどしま)<香川県>
■小豆島の面積:約153km2
約2000本のオリーブと120種類のハーブが育てられている「道の駅 小豆島オリーブ公園」にはかわいらしい白い風車があり、瀬戸内海をバックにフォトジェニックなロケーションを楽しむことができます。キャンプ場や地中海風ロッジなど宿泊施設もあるので、園内でのんびりとした時間を過ごすのもおすすめ。
潮の満ち引きによって現れるエンジェルロード(天使の散歩道)やミシュラン・グリーンガイドで1つ星を獲得した寒霞渓(かんかけい)では、小豆島の美しい自然と触れ合うことができます。
9位 淡路島(あわじしま)<兵庫県>
季節の花々が高原に咲き乱れる「あわじ花さじき」、約220品種19万本のチューリップが咲く「国営明石海峡公園」、約500万本の野生スイセンが群生している「灘黒岩水仙郷」など、花の名所が多い淡路島。
豊富なアトラクションに加え、世界の建築物が再現されたミニチュアも楽しめる「淡路ワールドパークONOKORO」というテーマパークもあります。
10位 宮古島(沖縄県)
宮古島と他の島を結ぶ、コバルトブルーの海に架かる3つの大橋(池間大橋、来間大橋、伊良部大橋)は、一度は渡ってみたい絶景ポイント。窓を開けてドライブすれば、南国の風を感じることができます。
沖縄の中でも特に海のキレイさで知られる宮古島。与那覇前浜ビーチや日本百景に数えられる東平安名崎から望む景観をはじめ、自然の造形や海の様々な表情を満喫することができます。
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いかがだっただろうか。7月の連休に離島への旅、というのも趣深いのではないだろうか。
離島への旅特集(リトタビ)
https://www.hankyu-travel.com/kokunai/ritotabi/?p_baitai=9597
阪急交通社の旅行サイト
https://www.hankyu-travel.com/?p_baitai=9597