天然のミネラルウォーターで泳ぐ贅沢

朝ごはんをいただきながら、ふと、不思議な光景に気がつきました。アユン川と並列に川のようなプールがあるのです。

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ホテルのスタッフに聞くと、「川で泳ぐのが好きなインドの人たちが、流れの速いアユン川に飛び込んでしまって危ないから、かわりに作ったんだよ」と話してくれました。70~80メートルくらいある長い長いプールなので、これならインドの人も川で泳いだ気分を満喫できるのでしょう。

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プールといえば、ホテル自慢の場所がもうひとつ。うっそうとしたジャングルの中に、湧き水のプールもあるのです。後方には滝もあり、古代遺跡のような雰囲気です。山から湧き出る水で透き通り、消毒液たっぷりの日本のプールとは違って天然のミネラルウォーターに入っているわけですから、なんとも贅沢です。


バリの本格エステで取材を忘れ、うとうと……

バリの湿気やオーガニックご飯、それに天然水プールで、健康美人にならないわけはありません。ここはもう一押し!と、ホテル併設のスパ『ロイヤル・キラーナ・スパ&ウェルネス』に向かいました。

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自然いっぱいの広い敷地に独立したスパヴィラが9棟。私が通されたヴィラにはベッドが2つ。奥にプールもあり、その向こうに見えるのは熱帯雨林だけ。1時間のボディマッサージをお願いしましたが、人気があるのはフルボディスクラブの90分コースだそう。奥様と一緒にスパを楽しむ中高年の男性も最近、増えているとか。

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レモングラス、サンダルウッド、ハイビスカスのオイルの中から、自分に合った香りを選ばせてもらえます。素晴らしい景色の中、サンダルウッドの香りに包まれて、「取材しなければ~」と思いつつも、いつのまにか夢の中へ。ゆすられて目が覚め、お茶をいただきました。気がつけば、カサカサだった背中はしっとり。

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敷地内には、サウナやジャグジーもあり、空気はおいしく空は青く。ここを楽園と呼ばずして何と呼ぶのか。景色も設備もさることながら、この楽園を作り上げている重要な要素は、いつも笑顔のスタッフたちではないかと気がついたところで、次回は、彼らの仕事ぶりに密着します。

 

取材協力:ガルーダ・インドネシア航空

 

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