芦ノ湖温泉|3000株のツツジと温泉に癒される【魅惑の温泉案内 第72回】

01_山のホテル女性用大浴場

行楽地として、温泉地として根強い人気を誇る箱根。江戸時代には東海道の湯治場として栄え、「箱根七湯」として知られました。現在では温泉の掘削技術が進歩し、「箱根十七湯」と称され、1日2万5000トンもの湯が湧き出ています。箱根十七湯のひとつ、芦ノ湖畔に湧くのが芦ノ湖温泉です。芦ノ湖温泉は湯ノ花沢からの引湯で生まれましたが、湖畔に佇む「小田急 山のホテルには、芦ノ湖温泉唯一の自家源泉があります。平成18年(2006)に地下約1000mから掘り当てたもので、泉質はアルカリ性単純温泉。うっすらと黄色みを帯びた温泉はpH値8.6というなめらかな湯で、美肌効果が期待できます。今春4月21日にリニューアルしたばかりの大浴場は大きなガラス張りで開放感も抜群。緑に包まれる露天風呂はついつい長湯したくなるほどです。

この時期、このホテルにはもうひとつのお楽しみがあります。それは45000坪の庭園に咲く約30種3000株のツツジです。芦ノ湖や富士山を背景に咲く赤、紫、ピンク色などのツツジの絨毯はまさに絶景。リニューアルに際し、以前よりもまわりやすく園路が整備されたとのこと。またツツジの次は、シャクナゲ、バラと花々が咲き続きます。花と温泉に癒される旅へ出かけてみたいものです。

02_山のホテルツツジ

取材・文/関屋淳子
桜と酒をこよなく愛する虎党。著書に『和歌・歌枕で巡る日本の景勝地』(ピエ・ブックス)、『ニッポンの産業遺産』(エイ出版)ほか。旅情報発信サイト「旅恋どっとこむ」(http://www.tabikoi.com)代表。

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