株式会社ウェイブダッシュが運営する、みんなでつくる地域応援サイト「生活ガイド.com」(https://www.seikatsu-guide.com/) は、みんなのランキング第47回「断崖絶壁ランキング」のトップ10を発表しました。
このランキングは、全国各地にある見晴らしはいいけれど、思わずヒヤッとする「断崖絶壁」。生活ガイド.com運営事務局が厳選し、行ってみてよかった、若しくは一度は行ってみたいと思う「断崖絶壁」を生活ガイド.com会員に投票してもらいました。そんな美しい景色とスリリングさを同時に体感できそうな「断崖絶壁」ランキングの結果は以下の通りです。
今回1位になったのは、福井県 坂井市の「東尋坊」でした。
荒々しい岩肌が1キロに渡って続く「東尋坊」は、国の名勝・天然記念物に指定されています。遠くを見れば蒼穹と美しい海が、足元をみれば荒波が打ち寄せる迫力満点の景色が見られ、自然の力強さを感じられること間違いありません。
「一度行ったことがあり、とても迫力があったからです。」(40代女性)、「柱状節理世界三大絶勝の景観は伊達じゃない。」(30代男性)などのコメントをいただきました。
今回1位になりました、坂井市の観光交流課のご担当者様にもコメントをいただきました。
1位の受賞コメントと東尋坊の紹介
このたびは、「断崖絶壁ランキング」において、第1位という輝かしい賞をいただき、誠にありがとうございます。
断崖に日本海の荒波が打ち寄せる景色で知られる国指定名勝「東尋坊」。高いところで20メートル以上もある岸壁が約1キロメートルに渡って広がるその景色は、荒々しく勇壮で、男らしいといったイメージを持たれるかも知れませんが、夕暮れになると雰囲気は一変。茜色の夕日が空と海を照らし、お客様を優しく包み込むその景色は、まさに母なる大地を感じさせます。
「日本の夕日百選」にも選ばれ、夕暮れの絶景スポットとしても大変な人気をいただいておりますので、1日の旅行の締めくくりに是非お立ち寄りください。
また、東尋坊へ来るなら「観光遊覧船」をおすすめします。陸から見れば足がすくむほどの断崖絶壁も、海上から見上げれば、岩肌が押し迫ってくるような雄大さに圧倒され、陸からでは味わえない感動があります。
なお、東尋坊には新鮮な海の幸を味わえる飲食店やお土産処が軒を連ねており、イカやホタテ、つぶ貝などの浜焼きを食べることができます。潮風を感じながら食べれば美味しさ倍増です。東尋坊へお越しになる際は、ちょっとお腹を空かせて来てくださいね。
坂井市・観光スポットのご紹介
坂井市は福井県の北側に位置し、県内有数の観光地である名勝「東尋坊」のほかにも、現存12天守のひとつである「丸岡城」、「三国花火大会」といった大きな集客力を誇るイベント、「越前ガニ」、「コシヒカリ」といったブランド力の高い特産品や食など、際立った魅力を持つ観光地や観光資源が多くあります。
2024年春には北陸新幹線の福井・敦賀間が開業し、坂井市にとっても大きな弾みとなります。
都市部からの観光客をはじめ、外国人旅行者の来訪を見据えながら、四季折々の彩り豊かな観光資源を活かし、笑顔あふれる観光交流のまちを進めていきます。
ランキング2位から5位の断崖絶壁は下記のとおりです。
第2位 三重県 尾鷲市「オハイ」
2位は三重県 尾鷲市の「オハイ」でした。
荒々とした「オハイ」の岩を登った先には、透き通ったエメラルド色が特徴の「オハイブルー」と呼ばれる海が見られます。恐怖の先に見える絶景は、格別な景色になりそうです。
また、尾鷲市九鬼町では、オハイブルーの海を船で鑑賞できるオハイクルージングがあります。料金は貸切での乗船で税込2万円、人数にかかわらず同一料金、最大6名まで乗船可能です。興味のある方はぜひ問い合わせてみてください(「縁場せいじら」080-2080-3080)。
第3位 鳥取県 東伯郡三朝町「三徳山三佛寺投入堂」
3位は鳥取県 東伯郡三朝町の「三徳山三佛寺投入堂」でした。
標高900メートルの三徳山に境内を持つ山岳寺院。その奥院に「投入堂」があります。垂直に切り立った絶壁の窪みに建てられており、間近で見るためには厳しい山道を辿らないと行けません。どうやって建てられたのか、断崖絶壁で建築することを想像するだけで、足がプルプルしてきそうです。
第4位 青森県 下北郡佐井村「仏ヶ浦」
4位は青森県 下北郡佐井村の「仏ヶ浦」でした。
「仏ヶ浦」は、海底火山の噴火と地層の隆起で生まれた佐井村にある断崖です。透き通るような海の傍に、白緑色の奇岩が約2キロに渡って連なっています。特徴的な巨壁や岩々を見ていると、怖さを感じるというより神々しさが勝るかもしれません。
第5位(同点) 徳島県 三好市「祖谷渓」
5位は徳島県 三好市の「祖谷渓」でした。
四国山地を切り裂く雄大な渓谷を見ることができる「祖谷渓」には、切り立った崖があります。谷底まではなんと約200メートルあるそう。柵があるので切り立った崖には立てませんが、そこに立つことを想像するだけで足元がヒヤッとしますね。
第5位(同点) 静岡県 伊東市「城ヶ崎海岸」
同点で5位になったのは、静岡県 伊東市の「城ヶ崎海岸」でした。
約4000年前、大室山が噴火した時に流れ出した溶岩によってできたのが「城ヶ崎海岸」です。白い「門脇埼灯台」に登ればきれいな景色を楽しむことができ、断崖絶壁にかかる「門脇つり橋」を渡ってスリルを味わうこともできます。
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023/5/19〜2023/6/20
調査対象:生活ガイド.com会員20代~80代の男女145名