昔から東洋医学では、手のひらには体の各部位のツボが集まっているため、刺激すると健康によいとされている。この健康法を実践すべく作られたのが、さまざまな仏像や伝統工芸品の高岡銅器を手がけてきた織田幸銅器の「招福健康パートナー」。
錫でできた2つの球を手のひらで握り、くるくると回すだけで脳の中枢神経を刺激して老化防止につながるというから驚きだ。球には1200ガウスの磁石が内蔵されているため、血行も促す。また、錫には殺菌作用があり、安心して手で触れるのもうれしい。
こだわりは、錫の球のデザインにもある。七福神のうち、出世財徳と豊作の神「大黒様」と、商売繁盛の神「恵比須様」が満面の笑みで象られ、幸福を引き寄せるという意味もある。
「握りやすい丸形を保ちながら、打ち出の小槌や鯛などの細かなモチーフを盛り込み、ツボを刺激する程よい凹凸を作ることに苦労しました。球は磁石でくっつくため、手で簡単に回せます」と語るのは社長の織田幸治氏。
確かな職人技が込められたこの小さな神々の球を握りしめれば、健康も幸福もきっと舞い込む。
【今日の逸品】
招福 健康パートナー
織田幸銅器
3,960円(消費税8%込み)