ヒノキの爽やかな香りが漂う、ボトルクーラーである。今号で特集したシャンパンは、誕生日やクリスマスなどハレの日に開けることが多い。そんな場面をヒノキのボトルクーラーは、華やかに演出してくれる。
無垢のヒノキを精緻に組み上げ、滑らかな手触りに仕上げた。削り出しの木目は、どれひとつ同じ物はなく個々の表情を見せる。
触ると木の温もりが伝わってくる。だが、中はキリっと冷えている。厚み2~3cmという、肉厚の材を使っているので保冷力が高い。組まれた材には一分の隙間もなく、さらに内側に「拭き漆」が施されているので、水漏れの心配はない。
製造元のasahinekoは、地元(岐阜県)の木材を使い、まな板や小型テーブルなどの生活用具を作ってきた。どれもシンプルながら使いやすいデザインが凝らされ、木工職人の手技が活かされている。本品も側面に持ちやすい切れ込みが付けられ、しっかりと抱えられる。シャンパン、ワイン、日本酒などのクーラーとして使える。ビールを素早く冷やしたいときにも重宝する。
【今日の逸品】
ヒノキのボトルクーラー
asahineko(日本)
20,900円~(消費税込み)