
写真=赤すり漆
加賀の山中地方は、全国から木地師や塗師が集まり江戸時代より漆器の産地として発展した。当品は高級材の栓を熟練の職人が木地挽きし、丁寧に漆を重ねて木目の美しい盛り皿に仕上げた。
450年の歴史を誇る山中漆器(石川県加賀市)の大振りの盛り皿である。漆器の特長は丈夫さと軽さだ。本品はとりわけ軽く、直径約27cmの大判だが、指先で持ち上げられるほど。その扱いやすさが漆器の魅力だ。使い道も多様、料理や果物などを盛れば、豪華で楽しい食卓の主役になる。

ちらし寿司が食卓で映える。大皿料理やサラダ、海鮮、果物などの盛り皿として多用途に活躍する。陶器に比べ圧倒的に軽く、取り扱いも楽だ。
【今日の逸品】
山中漆器の大きな盛皿
小原文平漆器店(日本)
11,000円(消費税込み)
