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今年も梅雨の時期が近づいてきました。梅雨の間、湿度の高い状態が続くとカビが発生しやすくなり、そのまま放置しておくと住まいにも人にも影響が出ることがあります。また、梅雨の時期にはカビの掃除に悩みを抱える方も少なくないです。そこでリンナイ株式会社がカビの実態を探るべく、全国20~60代の男女計1,000名を対象に、「カビ」に関する意識調査を実施しました。専門家のアドバイスとともに、カビ対策を考えていきましょう。

■カビに悩んでいる人は約8割いることが判明、カビの悩み1位は「掃除をするのが大変」!

カビに悩んでいる方がどれくらいいるのか調査したところ、約8割の方がカビに悩んでいるという結果になりました。また、最もカビが気になる季節は梅雨の時期であると答えた方が約7割となりました。カビ掃除の正しい知識を知ることで梅雨の掃除の悩みも解決できるかもしれません。

前問にて、カビに悩んでいると答えた方に、どのような悩みがあるのか聞いたところ、1位は「掃除をするのが大変」2位「水回りが汚くなる」という結果になりました。カビはきちんと掃除をしていてもすぐに復活してしまったり、目が行き届かないところにも生えてしまうため、掃除をすることにストレスや悩みを抱えている方が多いようです。

■梅雨の掃除の悩み1位「カビ汚れの掃除」2位「ホコリの掃除」3位「水あかの掃除」

1年で最もカビが気になる梅雨時の掃除について調査しました。掃除の頻度については、カビが気になる時期であっても約8割の方が普段と変わらない頻度で掃除をしていることが判明しました。なお、いつもより掃除の頻度を増やすという方は約2割ほどいるという結果になりました。
梅雨の時期の掃除の悩みについては、「カビの汚れの掃除」が約7割と最も高い結果となりました。掃除においてカビ汚れはかなりストレスになっていることがわかります。また、「ホコリの掃除」「水あかの掃除」についても約3割の方が悩んでいることがわかりました。

【矢口先生コメント】
梅雨時期には、カビは繁殖しやすいのでより一層掃除に力を入れ、カビが目についたらすぐにカビ取り剤を使用して、取り除いた方がいいです。しかし、梅雨前、比較的乾燥している5月にキッチン、浴室などの水回りをきちんと掃除しておくと、梅雨時のカビが発生しにくくなります。また、エアコンのフィルターのホコリなどをこまめに掃除し、エアコンを梅雨時の除湿に活用しましょう。

■カビに悩む場所1位は「浴室内」

カビに悩んでいると答えた方に、日頃カビに悩んでいる場所について調査しました。その結果、カビに1番悩む場所は「浴室内」ということが分かりました。また、次いで「エアコン」「窓の周辺」という結果になりました。
また、浴室のカビ掃除の頻度を聞いたところ、「週に1回」以上掃除している人は約3割いることがわかりました。また、その次に「月に1回」、「2、3か月に1回」が多い結果となり、頻度は家庭によってバラつきがあるという結果になりました。
【矢口先生コメント】
きちんとカビを除去し、入浴後、石鹸カスなどを洗い流し、しっかり乾燥するまで換気すれば、カビはそれほど生えることはありません(排水溝は除く)。少しでもカビが目についたら、カビ掃除するのが賢明です。

■浴室のカビ掃除で利用するもの第1位は「カビ取り剤」

浴室のカビ掃除をすると答えた方に、カビ掃除の際に何を使用しているのか調査しました。その結果、カビ掃除に使用するもの1位「カビ取り剤」、2位「防カビ剤」という結果になりました。次いで3位「漂白剤」を使う方も約2割という結果となりました。その他にも「重曹」や「クエン酸入りの洗剤」など身近にあるものを活用して掃除を工夫している方もいるようです。

【矢口先生コメント】
多くの方がカビ取り剤(通常、次亜塩素酸が入っている)を使用しています。次亜塩素酸には、カビを殺菌する作用とカビを漂白する作用があります。一部の方は、重曹を使用していますが、発泡することで汚れは落とせても、カビを殺菌する効果はありませんのでカビ退治には不向きです。

■カビ専門家・矢口先生が教える、梅雨時期に使えるカビ対策の3つのポイント

梅雨時期にカビのストレスを抱える人も少なくないかもしれません。実際に、梅雨の時期にカビに悩まされる方が多くいることも判明しました。カビに対するストレスや悩みを少しでも解消し気持ち良く梅雨を過ごせるよう、カビ専門家・矢口先生に「梅雨時期に使えるカビ対策の3つのポイント」を教えてもらいました。

カビ専門家・矢口先生に聞く 梅雨時期のカビ対策3つのポイント

1.換気、除湿を心掛ける

梅雨時は湿度60%以上となりカビが非常に発生しやすくなります。そのため、湿気のこもりやすい場所は、扇風機、換気扇などを使用して空気の流れを起こすことにより換気を行い、エアコン、除湿器などを使用して、湿度を下げるようにしましょう。また、カビは定着する場所があるとそこで増殖します。そのため、風通しのいい場所は、生えにくいです。浴室は湿気がこもりやすいので、特に注意が必要です。24時間換気機能の付いている換気扇は、入浴後は強力に換気し、その後は常につけっぱなしにしておくのがお勧めです。衣類の乾燥機能を使用すると、さらに効果的です。

2.こまめな掃除を行い、カビの栄養源を取り除く

生活環境中のカビを多く吸うと、アレルギーなどの健康被害を起こす可能性があります。こまめな掃除、特に部屋の隅、家具の裏、電気の傘などカビの栄養源となるホコリを取り除くとともに、エアコンのフィルターにホコリが溜まらないようにすることが大切です。
浴室は、カビの栄養源となる皮膚片、石鹸カスなどが発生しますので、入浴後は浴槽、壁、床などよく洗い流すようにしましょう。キッチンのシンクも同様です。意外に気づきにくいのはシャワータイプの水道の蛇口です。食器を洗う時の汚れが付き、カビが生えていることがあります。食器を洗う時に、蛇口の裏も同時に洗いましょう。

3.梅雨入り前にエアコン、浴室などの水回りの掃除をきちんと行う

梅雨時期には、カビは繁殖しやすくなりますので、カビ取りを行うことが多くなってしまいます。そのため、梅雨前、比較的乾燥している5月にキッチンや浴室などの水回りをきちんと掃除しカビが生えにくい状態にしておくことが重要です。また、エアコンのフィルター、冷気の吹き出し口を掃除し、エアコン内部に溜まってしまったホコリを送風で噴き出すことでエアコンをクリーンな状態にし、梅雨時の除湿に活用しましょう。

カビ専門家
矢口貴志 先生
早稲田大学理工学研究科博士前期課程修了。 明治製菓(株)を経て現在、千葉大学真菌医学研究センター准教授。 

***

いかがでしたか? 専門家のアドバイスを参考に、今年のカビ対策をストレスなく行いたいですね。

 

【調査概要】
調査時期 :2020年4月11日~4月12日
調査方法 :インターネット調査
調査対象 :20~60代 男女 計1,000人
調査エリア :全国47都道府県

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