結婚式は時代を映すともいわれ、今と昔では大きく違う。最近は、あえて式は挙げない“ナシ婚”というカップルも多いようだ。そんな結婚式に対する考え方が多様化する中、「結納」や「仲人」など、日本ならではの習わしも変化している。

結婚式準備情報サイト「楽天ウェディング」が、全国の25歳~49歳の結婚式を挙げた男女1124名を対象に「結納と仲人に関する実態調査」を実施した。すると年代により、考えが異なるのが浮き彫りとなった。早速、それぞれ年齢別の動向をみてみよう。

両家の顔合わせ「結納はしない」が約6割

両家の顔合わせの儀式として行なわれてきた「結納」だが、実際行なったカップルは4割にとどまった。年代別に見ると、45-49歳の層では「結納を実施した」が51%と半数に上るが、20-30代では3割強となっており、年齢が下がるほど結納の実施率が低下していることが見て取れる。昨今では結納の代わりとして、カジュアルに食事会で済ませるカップルも増えているようだ。


 

結婚式で仲人を立てたのは全体で24%

次いで「仲人」について。自身の結婚式において仲人を立てた割合は更に低く、24%にとどまった。特に20代~40代前半までは仲人を立てた人は約2割。それと比較すると40代後半は4割を超えており一気に割合が引きあがる結果となった。仲人については、立てる・立てないが世代によってはっきり分かれていることが見て取れる。

「結納」「仲人」どちらも、カジュアル化が進む現代の結婚事情を反映した結果となった。かつては「結納を行なわないなんて失礼!」と思われていたが、今は一概には言えないようだ。一方で、「結納は必須」との考え方もある。あくまで両家次第といったところか。

参考資料:楽天グループの楽天オーネットが運営する結婚式準備情報サイト「楽天ウェディング」

文/鳥居優美

 

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