取材・文/ふじのあやこ

写真はイメージです

日本の非婚化が進行している中でも、離婚を経験後にもう一度結婚に向かう人たちもいる。今回は再び家族を求める人たちに、その理由を伺った。

律子さん(仮名・45歳)は大学から付き合っていた男性と27歳で結婚。家族になって一緒に生活をするだけで幸せに満たされていた。

【~その1~はコチラ

私だけの違和感から、お互いの嫌悪感になった

夫婦生活が2年以上ないまま、お互いが30歳に。そのとき夫から「子どもが欲しい」と言われ、夫婦生活を決めて行うことになる。しかし、その決め事から事後には嘔吐してしまうなど身体に異変が起こったという。その姿を見て、言い渡されたのが離婚だった。

「今まで誘われていないというのは私の勘違いで、夫は先に休んでいる私に何度も誘ったと言います。私は眠さを優先して、条件反射のように、深く内容を聞きもしないで拒否し続けていたのです。

だから決め事になったんです。結婚する前は平気でしたし、必要な行為だと思っていたのに、義務になると気持ち悪くなってしまって。必要以上に体を洗ったり、口をゆすいだりしていても気分が優れずに吐いてしまうこともありました。夫に気づかれないように、お風呂に袋を持ち込んでシャワーの音でかき消していたつもりだったんですけど、夫は気づいていました。そんなことされたら、相手からしても気分が悪いですよね。離婚を言い渡されたときも頷くしかありませんでした。『なんでこうなってしまったんだろうね』って苦笑いを浮かべながら言われたことは、ずっと忘れられません」

その後は気ままな独身生活を謳歌するも、独身の友人も減っていったことで社会人サークルに入るようになる。そこで1人の男性と出会う。

「彼は5歳年上の同じくバツイチの男性で、心理系とか自己啓発などの読書会に参加したときに出会いました。主催が一緒で、しかも同じ地域で行われているものだと会う確率も増えてきて、言葉を交わすようになりました。

仲良くなるうちに、打ち明け話になって、お互いの離婚理由を話し合ったんです。自己啓発では自分のダメな部分をさらけ出すみたいなことを言われていて、いつもなら言わないのに、色々話すうちにストッパーが外れたような感じでした。打ち明け話で気づいたのは、お互いの離婚理由が一緒だったということ。そこに至った理由は違ったのですが、一気に親近感が湧いてしまいましたね」

【中高年になってやっと結婚の良さだけが残った次ページに続きます】

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